昨年4月に閉店した、おでん割烹「銀座 力」が、6月に湯島で「ゆしま力」として再オープンした。
「銀座 力」は昭和初期のノスタルジックな旧家で17年間親しまれたが、ビルへの建て替えの為閉店した。その後1年の月日を経て名店「くろぎ」の後を引き継いだ新店舗は、銀座の店構えに勝るとも劣らず昭和の哀愁が漂う。客席はカウンターと4人、6人、12人、16人用の個室があり、デートや接待など様々な場面で利用することができる。
看板メニューの「元祖トマトおでん」「牛スジ土手焼き、フランスパン添え」などの変わらぬ味は健在だ。
新しく開発された「たこ焼きおでん」も見逃せない。
おでんだけではなく、季節のお刺身、熊本の馬刺し、クジラうねベーコン、その他こだわりの一品料理も充実している。リーズナブルな日本酒も種々揃っており、日本酒通には嬉しい。
これから温かいものが恋しくなる季節。閉店を惜しんだ人も初めての人も、どこか懐かしい落ち着いた店内で特別なおでんを味わいに行ってみては。【ウォーカープラス編集部/佐藤】
佐藤