いよいよ2024年6月6日(木)にグランドオープンが迫った、東京ディズニーシーの新テーマポート「ファンタジースプリングス」。今回は「ファンタジースプリングス」を構成するエリアのひとつ「ラプンツェルの森」をレポート!ラプンツェルとフリン・ライダーのラブストーリーに心ときめくアトラクション「ラプンツェルのランタンフェスティバル」と、映画に登場する酒場が再現されたレストラン「スナグリーダックリング」を紹介しよう。
あの名シーンが現実に!「ラプンツェルのランタンフェスティバル」
ディズニー映画「塔の上のラプンツェル」の世界が広がる「ラプンツェルの森」。同エリアの目玉ともいえるアトラクション「ラプンツェルのランタンフェスティバル」では、ランタンフェスティバルに向かうロマンチックなボートの旅を体験することができる。
ボートが出発してほどなくすると、ラプンツェルの暮らす塔が見えてくるのだが、その高いこと!空に向かってそびえる塔の最上部では、窓から外を眺めながら「自由への扉」を歌うラプンツェルの姿が。クオリティの高さに早くも興奮していると、今度は川の対岸にフリン・ライダー、続いて馬のマキシマスが現れ、彼らのリアルな表情に目を奪われた。
ボートが屋内に入ると、映画の印象的なシーンが続々と登場する。木に巻き付けた長い髪にぶら下がり、無邪気に回るラプンツェルと、彼女を優しく見守るフリン・ライダー。出会って間もない2人のほほえましい様子に、胸がキュンとなること間違いなしだ。さらに、ラプンツェルが「魔法の花」を歌って髪を輝かせ、フリン・ライダーのケガを魔法の力で治すシーンも、緻密に再現されている。
その後ボートは、ランタンフェスティバルが行われる湖へ向かって進んでいく。最初のランタンが夜空に放たれると、コロナ王国の街の通りが明るくなるのだが、ラプンツェルファンの筆者はこの光景を見ただけで、胸にグッとくるものがあった。だが、最大の見せ場はまだこれから!次の場面に移ると、何度も映画で観たあの絶景が、現実のものとして広がっていた。輝く無数のランタンが夜空に舞うなか、ボートの上で「輝く未来」を歌い、気持ちを確かめ合うラプンツェルとフリン・ライダー。2人の周りをゆっくりとボートで進みながら、ロマンチックな世界観を存分に味わうことができた。
名残惜しく思いながらラプンツェルとフリン・ライダーを見送り、ボートが湖畔に近づくと、劇中で酒場「スナグリーダックリング」に集う、荒くれ者たちを発見!愛嬌たっぷりの彼らにほっこりしつつ、ボートの旅は終わりを迎えた。ラプンツェルとフリン・ライダーが出会い、恋に落ちるまでのストーリーが約5分間の中に凝縮されている「ラプンツェルのランタンフェスティバル」。なお、身長制限は設けられておらず、怖さを感じさせるシーンやボートの落下もないため、小さい子どもも乗りやすいアトラクションといえるだろう。