落語家の桂文枝が、「芸能生活50周年 ファイナルステージ ~またここから始まる~」を12月1日(金)にオリックス劇場で開催することを発表した。
同公演は、芸能生活50周年イベントの締めくくりとして開催。3部構成で、1部は落語、2部はトークショー、3部はコンサートとなる。1部の落語では、文化庁芸術祭大賞に選ばれた創作落語「ゴルフ夜明け前」を約2年ぶりに映像などを使用したスペシャルバージョンで披露する。様々なゲスト出演も予定しており、第一弾として三遊亭圓楽の出演が決定。
「ゴルフ夜明け前」は、幕末の志士・坂本龍馬と新選組の近藤勇らがゴルフ対決をする物語で、今回は新たな登場人物として「進歩的で嫌味な感じ」の伊藤博文を加えた新バージョンとなる。坂本龍馬が持っていたという刀と拳銃のレプリカを持参した文枝。「大事な作品ですから、次々とやってきた中で、色褪せてきている感じもあるんですよね。やっぱり新しい方が面白いと思っているし、取り組みやすい。自分の中で燃えながら力を入れてやるために少しリニューアルをしたかった」と意気込みを語った。
また、来年のNHK大河ドラマ「西郷どん」の主役・西郷隆盛も登場するため「大河で何か、役がないかなぁ。NHKの方には是非観に来ていただきたい。『真田丸』以来の大河に出てみたい」とアピールした。
桂文枝「芸能生活50周年 ファイナルステージ ~またここから始まる~」は、12月1日(金)にオリックス劇場で開催。チケットはS席10,000円、A席8,000円、B席6,000円で、一般発売は9月30日(土)午前10時からとなっている。
【関西ウォーカー編集部/ライター大西健斗】
大西健斗