「リボンの騎士」とコラボしたレトロポップなミニ財布が登場。小さいふ専門店の革職人が上質なレザーでハンドメイド

東京ウォーカー(全国版)

大阪府茨木市で革小物の製作・販売をするクアトロガッツが、「リボンの騎士とコラボした 小さい財布小さいふ。」(1万6280円)を2024年6月14日に公式サイトで発売した。

リボンの騎士とコラボした「小さい財布小さいふ。」(C)手塚プロダクション


手塚治虫コラボ第7弾「リボンの騎士」の本革ミニ財布が登場

「リボンの騎士」は、男の子と女の子2つの心を持ったサファイア姫の恋と冒険を描いた作品。主人公のサファイアと、その運命を左右する天使のチンクがデザインされたレトロでかわいいミニ財布「小さいふ。」が誕生した。

手塚治虫コラボ第7弾となる、リボンの騎士とコラボした「小さい財布小さいふ。」(C)手塚プロダクション

主人公のサファイアと天使のチンクをデザイン(C)手塚プロダクション


男の子と女の子2つの心をデザイン

天使チンクが間違えて男の子の心を飲ませてしまったことから、男の子と女の子の両方の心を持って生まれたサファイア。神様はチンクに、その心を取り戻すよう命じたところから物語が始まる。

今回のデザインは、物語のテーマである“女の子の心”と“男の子の心”を表現し、赤と青が基調。ハートはサファイアの被っている帽子のリボンでもあり、たくさんのハート柄にサファイアと天使チンクが佇んでいる。

リトルモア「リボンの騎士」(C)手塚プロダクション

物語のテーマである“女の子の心”と“男の子の心”を表現(C)手塚プロダクション

たくさんのハート柄にサファイアと天使チンクが佇んでいる(C)手塚プロダクション


2つの性のはざまで悩むサファイア

男の子と女の子の両方の心を持つサファイアが、勇ましい騎士の姿とかわいらしいドレス姿を行き来し、「一体自分はどちらなんだろう?」と心の葛藤を抱えながらストーリーは進んでいく。

勇ましい騎士の姿をしたサファイアは、女性が“おしとやか”であるべきとされた時代に、男の子っぽさに憧れる女の子たちを魅了。また、現代でいうXジェンダー(男性でも女性でもない性自認を持つ人)の人々にも共感を呼んだ。

作品が発表されたのは約70年前。LGBTQの問題も今ほど理解されてない、むしろ今より差別されていた時代に描かれた「リボンの騎士」を読むと、時が経つほどに漫画家・手塚治虫さんのすごさを感じる。

リトルモア「リボンの騎士」(C)手塚プロダクション

男の子っぽさに憧れる女の子たちを魅了したサファイア(C)手塚プロダクション

手のひらにすっぽり収まるサイズ感(C)手塚プロダクション

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