映画「スター・ウォーズ」シリーズの最新作「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」が、12月15日(金)に公開される。これに先駆けて、阪神タイガース対中日ドラゴンズ戦が行われた9月3日(日)の阪神甲子園球場にて、映画の公開を記念した<スター・ウォーズナイター>が開催され、元プロ野球選手で阪神タイガースOBの八木裕、吉本新喜劇初の女性座長の酒井藍、MCでお笑いコンビ・かまいたちの山内健司と濱家隆一が登場した。
<スター・ウォーズナイター>のメイン企画「ファーストピッチセレモニー」が始まると、酒井から八木へ“フォースの力”が宿ったボールが手渡されたのだが、この日は「KIDSスペシャルデー」ということでバッターボックスに立ったのはスター・ウォーズファンの少年。しかし、ここで少年がバッターボックスではなくホームベース上に立ってしまうハプニングが発生!八木はマウンドから大きなジェスチャーで立ち位置を指示。MCのかまいたちも「そこホームベースの上ですよ!」とツッコミを入れる一幕があり、球場は笑いに包まれた。
無事バッターボックスに立った少年に対して八木は、「甲子園のマウンドに立てば、子供でも関係ない」と全力投球!ボールがキャッチャーの元へ届くと、会場からは盛大な拍手とどよめきが巻き起こった。その後、ゲストMCのかまいたちが「阪神タイガースよ、フォースと共にあらんことを!」とエールを送り、場内が一段と活気づく中、セレモニーは締めくくられた。
セレモニーの後、八木は「現役の時には、マウンドに立つ機会はなかったので、非常に興奮したし良い思い出になりました」とコメント。また、「スター・ウォーズ」に出るならどういう役がいいか聞かれると、「ハリソン・フォードが好きなので、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のハン・ソロのようなお父さん的な役柄かな」と答えた。
続けて、劇中の“伝説のジェダイ”ルーク・スカイウォーカーにちなみ、「“伝説”だと思う座長や芸人はだれか?」との質問に、酒井は「未知やすえ姉さんだと思います!」と答え、かまいたちの濱家は「坂田利夫師匠ですね」と先輩の爆笑エピソードを披露した。さらに、「代打の神様」と呼ばれた“伝説の選手”として、八木から現役選手や子どもたちに向けて「夢を持って“自分はきっとできる”と思って、まっしぐらに進んでほしい」とメッセージも送られた。
この日、球場内では、阪神タイガースの福留選手、鳥谷選手、糸井選手が登場する「スター・ウォーズ&阪神タイガーススペシャルポスター」が掲出。バットではなく、映画に登場する“ライトセーバー”を手にした選手は、ジェダイさながらの勇姿で映画の人気キャラクターC-3PO、R2-D2、BB-8との共演を果たしている。「スター・ウォーズ」ムード一色となった甲子園で、訪れた人々は<スター・ウォーズナイター>を存分に楽しみ映画の世界観に浸った。
映画「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」は、12月15日(金)より全国ロードショー。
【関西ウォーカー編集部】
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