複数の具材が入った太巻を食べる節分の風習「恵方巻」。関西発で、今や全国的に定着したが、今年はコンビニから国産素材を使った商品が続々登場している。そんな年々グレードアップする恵方巻を紹介しよう。
まず注目は、セブン-イレブンンから登場する国産牛を使った「グッチ裕三監修 牛しぐれ煮恵方巻」(390円)。牛肉のしぐれ煮に、隠し味に柚子皮と柚子コショウ、国産山椒で、コクとうま味を引き出している。料理愛好家としても知られるグッチ裕三監修の技アリの一品だ。
一方、太巻きの命とも言える“ノリ”にこだわるのが、サークルK、サンクス、ファミリーマートだ。
サークルK、サンクスの「極の恵方巻」(390円)は有明産極上ノリで巻いてあり、パッケージを開いた瞬間に磯の香りが広がる。脂がのった瀬戸内産のアナゴ、和三盆使用の卵焼きや大分県産シイタケなど、どの素材も一級品を使用しながら390円という手ごろな値段もうれしい。また、ファミリーマートの「上海鮮恵方巻」(500円)でも、その年のはじめに摘み採られた一級品の有明産新ノリを使用。風味がよく、パリッとした食感のあと口の中でとろけ、本マグロとの相性もバツグンだ。
ほか、島根県産のアナゴを使ったスリーエフの「上恵方巻」(450円)も、身のぎゅっと締まった上質な味わいでおすすめだ。コンビニの恵方巻は1月中に予約が締め切りになるので忘れずに。2010年の恵方“西南西”を向いてかぶりつき、福を呼び込もう。【詳細は東京ウォーカー1/19発売号に掲載】