オープンから3年足らずで数々の賞を受賞している実力店「柳麺 呉田 goden」。埼玉県産「ハナマンテン」など国産小麦5~6種類をブレンドした自家製麺の抜群のおいしさと、地鶏ダシが前面に出たスープの深みとコク、3年熟成醤油の独特の酸味が効いたタレの芳醇な香りとキレ。完璧なバランスの一杯に打ちのめされる。
ラーメン店には見えないおしゃれな外観。隔週月曜は味噌ラーメン専門店「味噌呉田~Life~」として営業している。
店主と距離感の近いカウンターのみの店内。バルかビストロのようなおしゃれな空間だ。
醤油らーめん(820円)
豚骨スープに丹波黒鶏、博多地鶏、岡山の吉備鶏で炊いたスープを合わせ、魚介ダシをブレンド。自家製麺は心地よいコシがあり、スープに負けない存在感を発揮する。
■ラーメンデータ<麺>中細・角・ストレート/製麺所: 自家製麺・150g<スープ>タレ=醤油・仕上げ油=鶏油・牛脂(神戸牛)/濃度:あっさり/種類:豚骨+丸鶏+魚介(煮干・節系)
漆黒の旨味をもたらす熟成醤油
酸味に加え、たまり醤油のようなコクがある和歌山県「湯浅醤油」の3年熟成醤油。旨味成分が強い高級醤油の「魯山人」が味と香りを一段と際立たせる。
ざるつけ麺(820円)
醤油らーめんと同じスープとタレのコクと深みのあるつけ汁に太麺が絶妙にマッチ。かみしめるほどに自家製麺の豊かな小麦の味わいがより一層楽しめる一品だ。【東京ウォーカー】
ラーメンウォーカー編集部