サラリーマン時代によく通っていた茨城県の「麺堂 稲葉」へ弟子入りし、約4年の修業を経て独立。メニューは鶏素材と魚介素材を使った2種類の塩ラーメンのみで、その端正な味とビジュアルは修業先譲りの完成度。
平日ランチタイムの水餃子とごはんものセットは、近隣で働く人たちに人気だ。
鶏塩拉麺<並盛>(750円)
キラキラと輝くスープを構成するのは、丸鶏や鶏ガラ、ロングモミジなど複数の鶏素材。羅臼昆布入りの塩ダレを合わせ、旨味ふくよかな一杯に仕上げている。
■ラーメンデータ<麺>中太・平打・ストレート/製麺所:磯屋商店・150g<スープ>タレ=塩・仕上げ油=鶏油/濃度:あっさり/種類:鶏ガラ
5種類の塩で深い味わいを演出
塩ダレに使うのはパキスタンのピンク岩塩、中国福建省の塩、瀬戸内の藻塩など厳選した5種類。旨味や甘味の違いがあり、複雑に絡み合うとまろやかな味わいを醸し出す。
貝塩拉麺<並盛>(850円)
味を支えるのは鶏とホンビノスで取った滋味深いスープ。ホタテを煮出した塩ダレで味にさらなる深みを持たせ、貝とニンニクの焦がし油で味のエッジを立たせている。【東京ウォーカー】
ラーメンウォーカー編集部