海外メディアが集結した豪華ナイトクルーズで世界に誇る日本酒を発信

東京ウォーカー(全国版)

日本酒の魅力をPRする「東京クルーズナイトパーティ」が都内で開催


9月9日にクルージングとクラブミュージックを楽しむ「東京クルーズナイトパーティ」が都内で開催された。

このパーティは、“おもてなしJAPAN”をテーマに2020年東京オリンピックに向けて、世界に日本酒の魅力をPRするイベント。主宰した日本酒メーカー・SUIGEI(酔鯨酒造)は、招待した海外メディアに新作ラインナップを発表した。

【写真を見る】SUIGEIが誇る日本酒最高級品「酔鯨 純米大吟醸DAITO 2017」


今回披露した日本酒は「酔鯨 純米大吟醸DAITO 2017」だ。この酒はSUIGEIで扱っているホエールシリーズの最高級品して、“酒は文化を豊かにする”という独自の理念のもと開発されたもの。

特に食事とのマッチングを意識しており、雑味のない洗練された味わいと酔鯨ならではの切れ味を重視した辛口に仕上げられ、さらに後口の良さと華やかな吟醸香が特長となっている。開発部部長の江口大介氏も食中酒として香味のバランスを重視したと語っており、フランスで初めて開催された日本酒コンテスト「Kura Master」の純米大吟醸部門でプラチナ賞を受賞したことからも、その力の入れようがうかがえる。

また、デザインにおいてもこれまでのホエールマークから赤と黒を基調とした力強いコンセプトに刷新。デザインを担当したデザイナーの西内喜和氏は「飲んだ時に口の中に流れるように入ってくる味わいの美しさと、一瞬喉に残るお米の力強さが共存しているお酒だと感じたので、赤と黒を基調に流れるような日本独自の優美さを表現しました」と語り、和洋問わず使われ世界に通じるピンポンマムと日本の着物に古来から使われる伝統の結びを融合させたデザインに仕上げたと明かした。

炭酸をアクセントにストローで味わう「酔鯨スパークリング」


会場では、他にもSUIGEIのホエールシリーズ「万」「象」「瑞」とスパークリングが用意された。提供された日本酒はそれぞれ、豊かな吟醸香と奥行きを感じさせ、ふくらみのある味わいが楽しめる「万」、切れのいい後口でシンプルな風味を持つ「象」、「万」の特別限定品としてより香味のバランスが整っている「瑞」、そして「酔鯨 純米吟醸 高育54号」にビールよりも強い炭酸を加え、爽快感を堪能できる「酔鯨スパークリング」だ。まだ商品化されていないスパークリング以外はどれもSUIGEIの一押し商品として、食中酒をコンセプトに作られた辛口寄りの仕上がりとなっている。

イベントに登場したミス・ワールド2016日本代表の吉川プリアンカ、準ミス2017の篠田るみ、ミス・ワールド2017日本代表の山下晴加、2017ファイナリストの蛭田麻弥ら(写真左から)


また、イベントにはミス・ワールド2017日本代表の山下晴加や準ミスの篠田るみ、ファイナリストの蛭田麻弥とミス・ワールド2016日本代表の吉川プリアンカら4名が登場した。さらに、世界のDJランキングを毎年発表しているDJ Mag Japanが、トップアーティストの曲をセレクトしてSUIGEIオリジナルのクラブミュージックを奏で、酔鯨を楽しむ船上パーティに花を添えた。

日本酒の魅力を世界に発信するために開催された同イベント。現在、和食の店が世界に広がりつつあり、日本酒を世界で味わう機会が増えている。東京オリンピックを前に世界で注目されつつある日本酒のおいしさを、改めて楽しんでみてはいかがだろうか。【ウォーカープラス編集部/永田正雄】

永田正雄

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