香ばしく、風味高い!“炙りもつ鍋”の元祖「博多もつ鍋 一慶」

九州ウォーカー

福岡・博多の王道グルメといえば、“もつ鍋”。そして、数多くの名店が鎬を削るこの地で「炙りもつ鍋」の元祖として名を馳せているのが「博多もつ鍋 一慶」だ。1985(昭和60)年に創業し、福岡市・春吉を本店として、JRJP博多ビル店以外にも福岡市内や東京に数店舗を構えている。

炙ったモツの風味は格別。極上スープは〆のちゃんぽんで余すことなく味わおう


忘れられない味になる!「炙りもつ鍋」


「炙りもつ鍋」は、その名のとおり、炙ったモツが特徴。備長炭でスモークしたあと、さらに炙るという手間をかけたモツは、香ばしさをまとうと同時に旨味が増し、余分な脂も落ちる。モツ自体もとろけるほど旨いが、モツの旨味と香ばしさが溶け出したスープもまた極上。〆のちゃんぽん忘れず味わっておきたい。

【写真を見る】「炙りもつ鍋」(1人前1490円)。ちゃんぽん麺や一品料理がつくお得なセットメニューもある(1人前3000円~)


食欲をかきたてるモツがインパクト大だが、脇を固めるたっぷりのニラ、キャベツもモツ鍋には欠かせない不動メンバー。モツとの相性はいわずもがなで、いくらでも食べられる。

新鮮な国産和牛のモツは臭みもなく、旨味濃厚。炙ることであっさりと味わうことができ、年配の方でも食べやすいと好評だ。スープはしょうゆ・味噌・重ね味の3種類からチョイス。もちろん、炙らない「生もつ鍋」(1人前1382円)だって文句なしの旨さだ。※もつ鍋各種の注文は2人前から

「手羽先しょうゆ煮」(1本162円)など、一品料理の数々もオススメ


熊本直送の新鮮な「馬刺し」(1706円)


その他、もつ鍋以外のメニューも充実。熊本直送の「馬刺し」(1706円)をはじめ、柔らかくなるまでじっくり煮込んだ「手羽先しょうゆ煮」(1本162円)など、一品料理の数々もオススメ。ランチ営業もしており、「もつ入りハンバーグ丼」(580円)や「ホルモン鉄板定食」(880円)などが人気だ。

旨いものがあれば、旨い酒が欲しくなる!地酒、日本酒、ワイン各種あり



福岡の地酒をはじめ、日本酒、ワインも豊富に取りそろえており、上質な居酒屋として楽しめるのもうれしい。常時30種類ほどが並ぶので、「会社帰りのちょっと一杯」にも気軽に利用したい。

落ち着いた色合いの店内でゆっくりとくつろぎながら舌つづみを打とう


JR博多駅直結の好立地


もつ鍋が好きな人なら、ぜひとも知っておきたい一軒。今夜は“炙り”を存分に味わおう。

[博多もつ鍋 一慶]福岡県福岡市博多区博多駅中央街8-1 JRJP博多ビルB1F / 092-409-3382 / 11:00~24:00(LO23:00、ドリンクLO23:30) / 無休

【九州ウォーカー編集部/取材・文=前田健志(パンフィールド)、撮影=鍋田広一】

前田健志

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