9月15日(金)から24日(日)まで、ソラリアステージ(福岡市中央区)で「メガ盛りフェア」が開催。地下2階から1階までの計21店舗でボリュームたっぷりのメニューが登場する。
そこで今回、学生ライターの大園が訪れたのが地下2階に店を構える「不思議香菜 ツナパハ」。このスリランカカレーの有名店が「メガ盛りフェア」で提供するメニューが、「ドライカリーメガ盛り」(1500円)だ。
大食い自慢がひるむ圧倒的ボリューム感…！
到着した「ドライカリーメガ盛り」は、大食いには自信があるという大園をひるませるには十分なボリューム感。「通常の3倍の量ですよ」と語る店員さんの笑顔がまぶしい。大園は「…これ2人まではシェアしていいらしいですよ」と話しかけるも、同行した編集部員は笑顔でスルー。この瞬間、大園は孤独な戦いを覚悟したという。
メガ盛りとは聞いていたが激辛とは聞いていない
ドライカリーに横は2種類のスープが付き、ひとつは辛さレベル1のポテトカリーのスープ。そしてもうひとつは、辛さレベル3のチキンカリーのスープだ。チキンカリーのスープは、激辛であることを確信させる深い赤色。「大食い得意なんですけど辛いのはけっこう苦手で…」と再び編集部員に話しかけるも「いいから早く食えば？」という視線で見つめ返されるのみだったという。
折れかけた心を奮い立たせてくれるおいしさ
いざ食べ始めると、レベル1のポテトカリースープをかけたドライカリーにどんどんスプーンが進む。ポテトカリーのスープは辛さも控えめでココナッツが香るまろやかな味。ドライカリーとの相性も抜群で、「意外とこれはいけるかも！」と折れかけた心を奮い立たせるには十分なおいしさだったという。
そんな大園の快進撃に待ったをかけたのが、編集部員が「これも食べなよ～」と指差したレベル3のチキンカリースープ。まだ体力的に余裕のある今こそ激辛と戦うべきと判断した大園だが、勝負を焦るあまり、無謀にもスープだけを飲むという暴挙に。後に大園が「想像を絶する辛さ」「舌が破壊された」と語ったほどの惨劇となったが、編集部員はただただその姿を見つめていたという。その後、チキンカリースープをライスに少しずつかけて中和して食べるも、それでもあまりの辛さにこれ以上スープを食べると舌が再起不能になると断念(スープは取材スタッフいがおいしくいただきました)。
大食いには自信があるという大園も通常の3倍サイズには大苦戦。そしてチキンカリーのスープには手も足も出なかったが、完食した取材スタッフいわく「辛いもの好きにはたまらない」とのこと。ちなみに、レベル3のチキンカリーはさらに2～5倍まで辛くできる(別料金110円が必要)。完食にはかなりてこずるが、食べ終わったあとの達成感は大きい「ドライカリーメガ盛り」、大食いに自信のある方はぜひ挑戦してほしい。
【九州ウォーカー編集部/文＝大園大輔】
大園大輔