1月27日から伊勢丹新宿店で開催中のチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」。今年は約17か国から約70ブランドが出展する国内最高峰の祭典だが、特に注目なのは“M.O.F.ショコラティエ”たちが作るショコラ。ところでこの、“M.O.F.”って一体なんのこと?
“M.O.F.”とは、「フランス国家最高職人」を差す称号。さまざまな分野があり、3年に1度のコンクール形式の厳密な審査によって選ばれるそう。日本でいう「人間国宝」に相当する名誉ある称号だというのだから、そのスゴさはかなりのもの。すべての職人があこがれる地位だ。
“M.O.F.ショコラティエ”たちは、つまりショコラ部門の“M.O.F.”を取得した人のこと。なんとこの取得者は、フランス全土で18人のみ!(※2009年12月現在の数) 簡単には取れないからこそ、その技術の高さが証明されるのだ。
日本で開催される「サロン・デュ・ショコラ」には、初来日となるM.O.F.ショコラティエ、クリスチャン・カンプリニ氏をはじめ、重鎮ファブリス・ジロット氏、“フランス・ロレーヌの若き天才”と呼ばれる実力派フランク・ケストナー氏、生粋の職人フィリップ・ベル氏など、そうそうたるメンバーがズラリとそろう。
フランスが認める本物の職人たちが集う「サロン・デュ・ショコラ」。もはや芸術とも言える世界最高峰の味を堪能して!【詳細は東京ウォーカー1/19発売号に掲載】