ゼスプリ インターナショナル ジャパン株式会社(以下、ゼスプリ)は、2024年8月4日の「栄養の日」から「ゼスプリ栄養改革プロジェクト」を開始。その第1弾として、全国の小学校、学童保育施設、こども食堂に「ゼスプリ キウイフルーツ」10万食分を無償で提供する「キウイforキッズ」を実施している。
そして9月4日、東京・杉並区にある浜田山学童「KIDS PORT Fin」で「キウイforキッズ」が開催された。今回は、その様子をレポートする。
「ゼスプリ栄養改革プロジェクト」とは?
WHOや厚生労働省のデータによると、日本人の3人に1人が栄養不良に陥っており、「ゼスプリ栄養・食生活1万人意識調査」でも約80%の人が「栄養バランスの取れた健康的な食生活を送りたい」と考えているものの、さまざまな要因で諦めてしまったり、継続できていないことがわかっている。
この問題を解決するために、ゼスプリはこれまでも累計約900名の小学生への食育活動を実施するなど、栄養改善に向けた取り組みを積極的に行ってきた。その一環として発足したのが、「ゼスプリ栄養改革プロジェクト」だ。
ゼスプリは、8月4日より「キウイブラザーズ」の新CM「できることからはじめよう」篇を放映開始。キウイブラザーズがいつものように歌ったり踊ったりせず、忙しい現代人の姿を投影した働き盛りの猫ちゃんの食生活を心配する、という内容になっている。このCMは、日本人が直面する食生活の危機を描き、その大切さに気づいてもらうことを目的としているそうだ。
子どもたちもキウイに夢中に!
今回取材した「キウイforキッズ」の会場である「KIDS PORT Fin」には、16人の子どもが集まり、おやつタイムにお菓子と一緒に「ゼスプリ キウイフルーツ」が無償で提供された。スタッフが「ゼスプリ キウイフルーツ」とお菓子を載せたトレーを準備すると、遊んでいた子どもたちの目線はおやつにくぎづけとなり、あっという間に行列が。「今日のおやつはキウイだ!」「早く食べたい!」と、興味津々で待ちきれない様子だった。
スタッフが「キウイをおかわりする人!」と呼びかけると、子どもたちは次々と手を挙げる。中には「2個ほしい!」とお願いする子どももいて、会場内では「甘くておいしい」「もうキウイはないの?」と好評の声が飛び交っていた。
健康に欠かせない栄養素をキウイで補う
「KIDS PORT Fin」が「キウイforキッズ」を受けた理由について、スタッフの小竹美穂さんは、「おやつの時間を楽しみにして給食を残し、お腹を空かせたまま来る子もいるので、私たちとしては子どもたちにしっかりと栄養を補給できる食べ物を提供したいと考えていました。そんなときに、このプロジェクトを知ったんです」と話してくれた。
最近は水分を取らない子どもが増えているようで、「まだまだ暑さは続きますので、子どもたちにはたくさんキウイを食べてもらって、熱中症を予防してほしいですね」と小竹さん。
キウイは毎日の食生活に積極的に取り入れたい10種の栄養素を含んでおり、1個で1日に必要なビタミンCを摂ることができる。夏は水分補給になり、秋や冬には風邪予防にもなるという万能ぶり。小竹さんは「私たちも子どもから風邪をもらって体調を崩しがちなので、むしろ大人である私たちのほうがキウイを積極的に食べたほうがいいのかもしれません(笑)」と語った。
最後に、子どもたちから大好評だった「ゼスプリ キウイフルーツ」だが、食べる前には「このキウイは酸っぱいの?」「緑のキウイは甘くないんじゃない?」などの疑問も。これに対し小竹さんは、「『ゼスプリ栄養改革プロジェクト』を通じて、子どもたちがキウイに対する先入観を持たず、より楽しく手軽に栄養を補給できるフルーツになってほしいです」と、同プロジェクトに期待している様子。
これから風邪をひきやすくなる季節。ゼスプリの活動を機に、大人も子どもも食生活を見直してみてはいかがだろうか。