ヒロインバトンタッチで「体と心大事に」と有村架純

関西ウォーカー

9月15日、NHK大阪放送局でNHK連続テレビ小説の新旧ヒロインによる「バトンタッチセレモニー」が行われた。

登場したのは現在放送中の「ひよっこ」のヒロイン・みね子を演じる有村架純と、10月2日(月)スタートの「わろてんか」のヒロイン・てん役の葵わかな。お互いに花束を贈呈した後、ドラマゆかりのプレゼントが交換された。

有村から葵へのプレゼントはすずふり亭のポークカツサンドとトランジスタラジオ。ポークカツサンドはすずふり亭の鈴子(宮本信子)と省吾(佐々木蔵之介)が、奥茨城に帰る実(沢村一樹)に贈った特製のポークカツサンド。トランジスタラジオは、みね子が向島電機時代に制作していたもの。劇中でも登場したもので、実際に聴けるそうだ。葵から有村にはてんと夫の藤吉(松坂桃李)が初めて開く寄席・風鳥亭(ふうちょうてい)の紋を入れた手ぬぐいと扇子が贈られた。葵はトランジスタラジオを見て「みね子さんたちが作ってくれたと思って、大事にします」と満面の笑み。有村はそれぞれを広げながら、「手ぬぐいも扇子も大好きなアイテムなのでうれしい」と喜んだ。

その後旧ヒロインから新ヒロインに、バトンを手渡すセレモニーが行われた。銀色のビーズできらびやかに飾られたバトンは、ヒロインしか手を触れられない(とされている)もの。葵にバトンを渡した有村が新ヒロインの葵に「体と心を大事に。自分のペースを乱さず撮影に励んでいただけたら。最後まで応援しています」とヒロイン経験者だからこそできるエールを送ると、葵は「お疲れ様でした。有村さんの思いを受け継いで、チームで最後まで走ります!」と労をねぎらった。

「ひよっこ」は9月30日(土)で156回目の最終回を迎え、10月2日(月)からはNHK大阪放送局制作の「わろてんか」がスタートする。新たなヒロイン・てんの活躍が今から楽しみだ。

【関西ウォーカー編集部/ライター鳴川和代】

関西ウォーカー編集部

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