ファッションシーンの中で、スポーツアイテムをミックスさせたスタイルが最近の主流。その流れをくんだショップが、福岡にも少しずつ誕生してきた。そんな中、9月15日に東京で人気を博す「STYLE & PLAY GREAT YARD」が、関東圏以外で初お目見え。ファッション感度の高い人たちから熱視線を浴びる店舖を紹介する!
“STYLE=ファッション、PLAY=スポーツ、GREAT YARD=裏庭”を由来としたショップが、東京・表参道の店に続き2店舗目を福岡パルコにオープンさせた。コンセプトは、遊びの延長としてとらえたスポーツと、独自のスタイルを表現するファッションの融合。それを具現化させるのは、「NIKE」「adidas Originals」のスポーツブランドから「White Mountaineering」「SON OF THE CHEESE」「CONVERSE TOKYO」までの人気アパレルブランドのアイテムたちだ。またウエア以外にも、サングラスやシューズキットなどのグッズも展開する。
トレンドを意識したスタイリングが定評
メンズは、トップスを自転車ブランド「CHARI&CO」でまとめた着こなしに注目。ファッション性×機能を実現させた「NIKE」のスウエットパンツ(1万1880円)をボトムスに合わせて、今風なスタイルを提案する。レディスでイチオシの着こなしは、統一性のあるモノトーンのアイテムを取り入れたスポーツカジュアルなスタリング。キュートなワンピース(4万5360円)を、スニーカー(2万7000円)でハズしてみよう。
売切れ必至のコラボアイテム
「STYLE & PLAY GREAT YARD」×「White Mountaineering」のコラボスウエット(各2万520円)。フロントのブランド名が主張する1着は、ジャージで使う伸縮性のある素材を使う。ブラックとネイビーの2色展開。このほかにも、福岡店のオープンを記念した限定のアイテムを販売する。特に“TOKYO”と“FUKUOKA”の文字をあしらった「'47」のキャップは必見。“両エリアをつなげる”をテーマにしたアイテムだ。
ポップアップスペースに注目!
アパレルを中心に、旬なアイテムをクローズアップするコーナー。いまのタイミングは、「adidas Originals」のウエアを展開している。中でも、美しいシルエットかつ履き心地のよいトラックパンツ(8640円)がオススメ。なおポップアップする内容は基本的に表参道の店舖と同様だが、今後は福岡のみのイベントも行う予定だ。
ジャンルレスなスニーカーたち
定番から流行まで、旬のスニーカーを約50足あつかう。スケート、ランニング、バスケなど、ジャンル問わずにシューズを取りそろえる。福岡のセレクトショップでは取り扱いの少ない「adidas Originals」の“NMD”シリーズを仕入れる。
モノトーンを基軸にした店内
スタイリッシュな広い店内は、ショップのキーカラーでもある“モノトーン”を基調にしている。また、一番奥に鎮座するブランドロゴ入りのディスプレイも注目。コンセプトに沿って、草木を使って“裏庭の楽しい雰囲気”を演出する。
ファッショニスタからスポーツ好きまで、幅広い人が満足できる多彩なアイテムたち。いずれも機能性を重視しており、単にオシャレというキーワードではくくることができないものばかり。そのクオリティの高さは、実際の店舖に足を運び直接アイテムを見て確かめてほしい。
【九州ウォーカー編集部/文=川合知也(シーアール)、撮影=北嶋幸作】
川合知也(シーアール)