ディズニーアンバサダーホテルでは、東京ディズニーランドで開催中のスペシャルイベント「ディズニー・ハロウィーン」にちなんだメニューを、10月31日(火)まで提供中だ。
今回紹介するのは、カリフォルニア料理レストラン「エンパイア・グリル」で味わえる「“ディズニー・ハロウィーン”エンパイアディナー」(1万円)。今回は全5品のコースの中から、前菜、メイン、デザートの3品を記者が実食してみた。
「秋刀魚のテリーヌとハーブマリネ タプナードとシードルヴィネグレット」は、秋の味覚が織り成す、和洋折衷のハーモニーが絶妙な一皿。脂が乗ったサンマや長ナスに、豊かな甘味を持つ「バターナッツ・スクワッシュ」カボチャを合わせ、そこにガリが和の要素をプラス。これらの素材をリンゴの酸味がさっぱりとまとめ上げる。
メインは「マンガリッツァポークのローストとチリメンキャベツのブレゼ 豚足のカイエットと共に」。ハンガリーの国宝豚「マンガリッツァポーク」は、世界一脂肪が多い豚として知られ、霜降り牛を思わせる甘味が特徴。決してしつこくなく、上品で繊細な旨味を堪能できる。
同じ皿に添えられた「豚足のカイエット」は、口の中でゼラチン質がとろけ、どこまでも濃厚な味わいだ。なお、メインは同メニューの他に「ビーフテンダーロインのグリル レッドワインソース 安納芋のフォンダン」も選べる。
贅沢なコース料理の締めくくりは、東京ディズニーランドのイベントコンセプトである“ハロウィーン・ミュージックフェスティバル”の世界観を、見た目でも存分に満喫できる「チョコレートテリーヌと赤ワインのソルベ」。ミッキーマウスのかっこいいイラストが目をひくレコードジャケットをずらすと、チョコレートで作られたレコード盤と、チョコレートテリーヌが姿を現す。
チョコレートテリーヌはまったりとした甘さでありながらも、キャラメリゼされたアーモンドの食感と、中に忍ばせたアプリコットジャムの酸味がアクセントを加え、飽きの来ないおいしさだ。
さらに、巨峰やシャインマスカットなど、旬のブドウを盛り合わせた赤ワインソルベが付き、最後は口の中をさっぱりさせられるのも嬉しい。
なお、実際はこれらの料理の他に、「帆立貝とキノコのタルト仕立て バルサミコソース」と「タンドリースパイスの香るフッコのグリル キャロットマスタードソース マッシュドカリフラワーを添えて」が付く。
“ハロウィーン・ミュージックフェスティバル”の楽しさと季節感を、ディズニーホテルならではのセンスで表現したディナーコース。大切な人と一緒に、大人のハロウィーンを楽しんでみては?【ウォーカープラス編集部/水梨かおる】
水梨かおる