[チョップリン連載-2] 「これを読まれていたら編集部まで連絡を!」

関西ウォーカー

西野「こないだ、深夜の仕事終りにタクチケが出たので、2人でタクシーで帰っていた。タクシーをつかまえる前にカフェラテを買って、飲みながらタバコを吸うのを楽しみにしていたら、カフェラテにストローが付いてなかった。小林に『お前ストロー持ってる?』と聞いたら、『持ってたら、おかしいやろ!』と怒られ、仕方ないからタクシーの運ちゃんに『すいません、ストローを持ってますか?』と聞いた。そしたら、また小林に『持ってるわけないやろ!』と怒られて、運ちゃんにも『すみません』と言われてさ…」

小林「運ちゃんに対して、失礼なことを言うなと思っていたよ。おれは常識人やから。そのあとは小さな声で仕事の話をしていた」

西野「その運ちゃんはドライバーとして邁進していて、降りる時も全然普通に接してくれた。普段、別にタクシーに乗っても顔は指されない。ただ、仕事の話をしていたら、それを聞いて『あれ、芸能の方!?』と言われることはある。そういう時は『インディーズバンドです』と適当に言ってる」

小林「そしたら、『そうだと思いました』と適当に言われる」

西野「基本、タクシーで運ちゃんに話しかけられる。あと、道を間違えたのにバレバレの言い訳する運ちゃんとかな。その点、あの運ちゃんは静かやし道も間違えないし完璧やった。無個性になってくれるのが、ありがたい。2日後くらいに小林が打ち合わせの時に、自分のブログを携帯で見せてきて『ちょっと読んで! ステキなことが書いてあるから』と言われた。そしたら、そこには『先日はありがとうございました。まさか、チョップリンさんをこんな所で拾うなんて驚きました』…、まだ何なのかわからなくて。で、次に『今度はストローを用意しときますね』と書いてあって、名前のとこには『運ちゃん』と…。粋やね〜もうめっちゃ驚いたわ〜」

小林「読んだ時、ホンマに爆笑したわ(笑)」

西野「僕もブログあるのに、なぜ小林のとこに書いたかが引っかかるけどな。運ちゃん、もし、このウォーカーを読まれていたら編集部まで連絡をいただけませんでしょうか!」

小林「タクシーの中でぜひとも対談をしませんか!?」

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