株式会社東北新社がライセンスを所有するイギリス発クレイ・アニメーション「ウォレスとグルミット」から、待望の日本公式グッズが続々登場している。そんななか、ぬいぐるみマスコットは2024年9月28日より一般発売を開始。近年、話題再沸騰中の「ウォレスとグルミット」について、担当者に話を聞いてみた。
ーー「ウォレスとグルミット」の日本公式グッズ販売に関して、意図や狙い、ターゲットについて教えてください。
日本での「ウォレスとグルミット」第一次ブームは1990年代にまで遡ります。16年ぶりの新作映画制作の決定と同時に、当時からファンでいてくださっている方々に懐かしいキャラクターとして思い出してほしいという想いから、SNSアカウントの開設や日本公式グッズ販売を皮切りに、リブランディングをスタートいたしました。そして、韓国でのグルミットの流行は日本公式としてのアイテムではないという現状もあり、今回は新しくグルミットを知ってくださった若者世代に向けても、アードマン・アニメーションズからの贈り物を届けたいと思っています。
ーー近年韓国でも大人気の「ウォレスとグルミット」ですが、反響について教えてください。
グルミットが淡いカラーでかわいい犬のキャラクターとして人気を集めています。まだ「ひつじのショーン」に登場するキャラクターとして知られていることがありますので、「ウォレスとグルミット」の作品に登場することを今後より多くの方に知っていただけたらうれしく思います。
ーーイチオシの商品について教えてください。
グルミットのぬいぐるみマスコットです。アードマン・アニメーションズ スタッフの監修を通じて、作品に登場するグルミットを忠実に再現したマスコットです。かばんや持ち物に付けて、いつでもどこでもグルミットと一緒に過ごすことのできるサイズ感がポイントです。
ーーこの冬16年ぶりに「ウォレスとグルミット」が新作長編映画で帰ってくるとのことですが、どんな映画か教えてください。
新作では、自分の発明に依存しはじめてしまうウォレスとそれを心配するグルミットが描かれます。特にご注目いただきたいのは、シリーズ2作目『ウォレスとグルミット ペンギンに気をつけろ!(1993年)に登場したペンギンの姿をした指名手配犯の泥棒《フェザー・マッグロウ》の再来です。
アカデミー賞(R)を4度受賞したニック・パーク監督と、エミー賞にノミネートされたマーリン・クロシンガムが贈る新作映画『Wallace & Gromit: Vengeance Most Fowl(原題)』はNetflixで配信予定だ。
ーー読者へのメッセージをお願いします。
みなさんおなじみの「ひつじのショーン」というキャラクターは、「ウォレスとグルミット」の作品から生まれ、その後にスピンオフ作品としてシリーズ化したことをご存じですか?『ウォレスとグルミット 危機一髪!』(1995年)がショーンのスクリーンデビュー作です。一つひとつ手作業で制作するクレイ・アニメーションの歴史や、数々のキャラクターにもぜひご注目いただき、たくさんの方々に新商品を手に取ってもらえたらうれしく思います。
販売中の日本公式グッズ!
■ウォレス&グルミット ぬいぐるみマスコット
●価格:パイロット 1980円 /コック 1980円 / グルミット 1760円
ウォレスの永遠のパートナー、グルミットのコスチュームマスコット。おっちょこちょいなウォレスをいつも助ける、とても賢く忠実なグルミットは愛らしくてかわいい!9月28日より通常販売が開始された。
■3チャームキーホルダー
●価格:1078円
■刺繍缶バッジ
●価格:880円
淡いカラーがポイントの「3チャームキーホルダー」と、細かい刺繍がかわいい「刺繍缶バッジ」。かばんやポーチにつけて持ち歩くことのできるアイテムで、やさしいカラーが持ち物をよりかわいく彩ってくれる。刺繍缶バッジはなにがでるかお楽しみのシークレットパッケージだ。