即完売!話題の「空想果実ウチャチャの実 調査隊セット」大ヒットの裏側に迫る

東京ウォーカー(全国版)

2024年9月25日に100セットが限定発売された、空想上の果実をグミで表現した「空想果実ウチャチャの実」と、空想果実を調査する架空の協会“空想果実協会”の「調査員認定証」、「ウチャチャの実 説明カード」の3点がセットになった「空想果実ウチャチャの実 調査隊セット」。発売後に即完売し、話題を呼んだこの商品について担当者に話を聞いてみた。

世界観に没頭できる!「空想果実ラボ」から届く特別セット


――「空想果実ウチャチャの実 調査隊セット」のオンライン限定販売について、意図や狙い、目的、ターゲットなどについて詳しく教えてください。

「空想果実ウチャチャの実 調査隊セット」は、空想果実のコアファンをターゲットに、より世界観に没入していただき、ブランドロイヤリティ向上を目指して発売いたしました。空想果実シリーズでは、第1弾「キラスピカの実」、第2弾「ウチャチャの実」を発売し、SNSを中心に大きな反響がありました。空想果実の公式Xアカウントのフォロワーは1万人を超え、熱量の高い創作系ユーザーから支持されています。

このシリーズで大切にしている点は「世界観への没入度」。空想なのにリアリティがあり、本当に存在していそうな“錯覚”にこそおもしろさがあると考えます。本商品は「空想果実ウチャチャの実6袋」に加えて、よりリアリティを感じさせる「調査員認定証」と「ウチャチャの実説明カード」が入ったEC限定の特別セットになっております。グッズと合わせた展開は一般流通では難しいため、弊社のEC販路を活用しました。中でも調査員認定証は、自分自身も空想果実の調査員になりきれる、一歩踏み込んだ世界観をお楽しみいただけます。

濃厚で甘く柔らかい果肉と酸っぱくて硬い種をイメージしている「空想果実ウチャチャの実」

図鑑のような「ウチャチャの実 説明カード」


――「空想果実ウチャチャの実 調査隊セット」のイチオシのポイントを教えてください。

現在は一般流通に出回っていない「空想果実ウチャチャの実」を楽しめるという点です。興味があるけれど、まだ食べられていない方に喜んでいただけたと思います。また「調査員認定証」には認定番号が記載されているのですが、同じ番号の認定証はなく、世界にたった一枚の認定証となっています。

【画像】世界に1枚だけの認定会員証はこちら!


――「空想果実シリーズ」のアイデアはどのようにして生まれましたか?また、その実現に向けて苦労した点などあればそれをどうクリアしたか、あわせて教えてください。

「空想果実シリーズ」のアイデアは、デザイン会社との共創がきっかけでした。グミカテゴリーをさらにおもしろくするアイデアを話し合うなかで、「空想の世界のわくわく感を感じられる、新しいグミ体験」がテーマにあがり、実現しました。空想果実の実現(再現)に向けて、味づくりと形作り、それぞれに難しさを感じました。

果実のアイデアを考えるときに、まずは“空想果実ラボ”のメンバーが集まり、各自が見つけた「空想果実」を報告し合うことから始まりました。その果実の特徴や味の報告を紐解き、「どんな味なのだろう?」とイメージを膨らませながら、実在しない果実の味わい再現に取り組みました。また、今回の“ウチャチャの実”に関しては、果実の見た目や研究者の発見手記をもとに型作りを行う際に、物性的に”触手”の部分の再現が困難でした。数ミリ単位の微調整を何度も繰り返した結果、ようやく完成したものがあの粒のかたちです。

――これまで販売された「空想果実」シリーズおよび「空想果実ウチャチャの実 調査隊セット」の反響はいかがでしたか?

「空想果実ウチャチャの実 調査隊セット」は大きな反響をいただき、販売は想定を大きく上回るペースで、発売から5時間半で完売いたしました。空想果実公式Xから発信した発売告知投稿にはファンから多くの反応があり、ウチャチャの実の再販を喜ぶ声や、調査員認定証にワクワクして頂いている内容が目立ちました。また、商品が届いたことを喜ぶ投稿も上がってきており、空想果実ファンの熱量の高さを感じられる結果となりました。

――今後新たな「空想果実」を発売する予定はありますか?

現時点では未定なのですが、空想果実ラボの調査員から新たな報告書が届いたら、何かが動き出すかもしれません。空想果実公式Xをご覧いただき、そのときをお待ちいただけると幸いです。

――読者へのメッセージをお願いします。

たくさんの「空想果実ファン」がいてくださること、空想果実ラボメンバー一同、大変うれしく思っています。これからも、未知なる「空想果実」を発見していきたいと考えております。今後ともよろしくお願いいたします。

現時点では再販は未定だが、この記事を通して「空想果実」に出合いたくなった人は多いだろう。ぜひ公式Xをチェックして、次なる「空想果実」を楽しみにしていてほしい。

文=岸遥南

注目情報