福岡県が任命したコスプレ大使が、コスプレ文化普及のためにバンコクへ!

九州ウォーカー

日本が誇るアニメやマンガは、世界に誇れる立派な大衆文化となっている。「ドラゴンボール」「ワンピース」「NARUTO」など多くのアニメ・マンガが多言語に翻訳されており、アニメを通じて日本に興味をもつ海外の若者も多い。キャラクターのコスプレも例外でなく、2003年から名古屋・大須で行われている「世界コスプレサミット」には、海外から多くのコスプレイヤーが参加している。

アジアでの若者文化の交流拠点を目指す福岡県が、コスプレ人気が急上昇しているタイ・バンコクと友好提携を結び、県内の女性3名を「アジアンビートコスプレ大使」として派遣することが決定。2/13(土)〜現地で行われる、コスプレサミットタイ予選にゲストとして参加する。編集部は、コスプレ大使に任命された、(写真左から)ぴかりんさん、まなみさん、うびさんに直撃インタビューを実施した。

【コスプレ大使に任命されたいまの心境は?】

ぴかりん「言葉は通じないと思うけど、コスプレを通じて言葉を越えた国際交流ができたらいいなと思います」

まなみ「大好きなコスプレを始めて6年になるけど、まさか『大使』に任命されるなんて…初めはビックリしました。バンコクではキャラクターへのなりきり度やクオリティの違いを見てみたいですね」

うび「地元である福岡のコスプレイヤー代表になれたことがうれしいです。コスプレ人口も増え続けていると聞くし、バンコクのコスプレ事情に注目しています」

【みなさんにとって、コスプレって何でしょう?】

ぴかりん「私は、仮装とそんなに変わらないものだと思っています。決して敷居が高い文化じゃないんですよ」

まなみ「誰もが持っている『変身願望』のひとつの形ですね。キレイになりたい、という思いと同じで、キャラクターになりきってかわいくありたいという表現のひとつかな」

うび「純粋に『かわいいな』と思えるファッションですね。最近では友達から『メイド服貸して』と言われることもあるんです」

【コスプレ大使として伝えたいメッセージをどうぞ!】

ぴかりん「コスプレは目で見て楽しむものだから、言葉は通じなくても仲間になるのはカンタン。しっかり国際交流してきたいです!」

まなみ「私は『未来少年コナン』が一番好きなマンガなんです。バンコクのコスプレイヤーたちに古きよき時代の名作アニメの魅力も伝えていきたいですね」

うび「コスプレは決してオタクのための文化じゃなくて、みんなが楽しめる文化だと思っています。コスプレがもっともっと明るいイメージを持てるように、大使として頑張っていきたい」

まなみさんは、TNC「九州アイドル戦記」(毎週水曜26:40〜27:10)に出演中。コスプレ親善大使としてのバンコクでの活躍ぶりは、3月中に放送予定だ。アジア文化の交流拠点都市として、福岡発のコスプレ文化から目が離せない。

【福岡ウォーカー/山田晃裕】

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