ユネスコ無形文化遺産に登録された秋の風物詩“唐津くんち”開催

九州ウォーカー

11月2日(木)から4日(土)まで、日本3大くんちの1つに数えられる「唐津くんち」が佐賀県唐津市内中心部一帯で開催される。

曳山はどれも巨大で大迫力。14台が並んださまは必見だ


2016年にユネスコ無形文化遺産に登録された、歴史的価値も高い祭りで、例年、3日間で延べ50万人が訪れる唐津神社の秋の大祭だ。

【写真を見る】初日の19:30に行われる「宵ヤマ」。一番曳山「赤獅子」が大手門から出発しコースを巡ると、各町内から曳山が参加し、唐津神社前に勢ぞろいする


兜や鯛を模した、勇壮だが愛嬌もある曳山(やま)14台が、古い町並みが残る各町内を列になって曳き歩くようすは圧巻!

2日目の「御旅所神幸」の見どころは、御旅所での曳込と曳出。多くの人が詰めかけ、祭りの盛り上がりは最高潮に


夜の街を華やかに走る初日の「宵ヤマ」から始まり、曳山が護衛しながら西の浜明神台(御旅所)に向かう2日目の「御旅所神幸(おたびしょしんこう)」、そして、曳山だけで御旅所神幸とほぼ同じコースを練り歩く最終日の「町廻り(翌日祭)」へと続く。

最終日の「町廻り(翌日祭)」。12:00~15:00は唐津駅前の米屋通りが歩行者天国となり、通りには曳山14台が並ぶ


期間中は、参道に露店も並び、見どころ満載のイベント。曳山の巡行コースには曲がり角など危険な場所もあるので、安全に注意して楽しもう。【九州ウォーカー編集部】

九州ウォーカー編集部

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