和歌山駅から貴志駅を片道約30分で結ぶローカル線「わかやま電鉄貴志川線」。のどかな田園風景の中を走る“イチゴ”と“たま”のデザイン列車が人気だ。
現在走行中の「たま電車」は昨年3月に登場したデザイン列車の第3弾。今や全国的な人気を誇るネコ、貴志駅の“たま駅長”のイラストが、2両編成の車両に101種類のポーズでデザインされているのだ。ネコ脚のソファやネコ形の背もたれつきのベンチシートなど17種類の座席や、ネコの絵本が並ぶ“たま文庫”など車内も“たま”だらけ!
春から夏には貴志駅がリニューアル予定。そのため、残念ながらたま駅長は2月末まで長期休暇中だ。でも、途中の伊太祁曽(いだぎそ)駅では、たま電車やいちご電車のグッズやたまグッズを販売しているので、ぜひ立ち寄ってみて。
また「いちご電車」は現在運休しているが、3月上旬から運行を再開する。周辺のイチゴ狩りスポットへ、イチゴ電車に乗って出掛けるのもいい。そのころにはたま駅長も復帰しているかも。まるで遊園地のアトラクションのようにワクワクする片道約30分の列車の旅にぜひ出掛けよう。【詳細は関西ウォーカー1月19日発売号に掲載】