スイーツ男子の姿も!チョコの祭典、来場者の気になる実態は?

東京ウォーカー

現在開催中のチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」。本場・パリをはじめ、世界各国から著名なチョコレートのブランドが出展する同祭典の来場者に、気になるブランドや魅力などを聞いてみた。

最初に話を聞いたのは、カップルで来ていた20代の男女。ファブリス・ジロット氏の新作アクアカオをはじめ、ベルギーのベルコラーデのチョコレートや、ロッテのパイの実のサロン・デュ・ショコラ限定フレーバーなど数点を購入したという。

「サロン・デュ・ショコラに来たのは初めて。オススメを調べてから来ました。夢の世界ですね。楽しい!」と女性。男性も「チョコレートは好きです。楽しいですね」と目を輝かせていた。

一方、毎年2回は来場するという30代女性は、「今年はブランド数も多いし、新しいところ(ブランド)が増えて楽しい」とニッコリ。開催年によって買うチョコレートの数は異なるようだが「予定は5〜6種類くらいかな? さっき早速初出展のジャック・ジュナンでキャラメルとチョコレートを買いました」と話していた。

ちなみに、これだけのチョコレート、バレンタインのプレゼント用ではなく「全部自分で食べますよ」とのこと。確かに世界最高峰のチョコレートを、味の分からない男性にあげるはちょっと、いや、かなりもったいないのかも…。

フランク・ケストナーやファブリス・ジロットなど、すでに6個の紙袋を持った30代のカップルは「2人ともチョコレートが大好きなので、毎年来てますね」と笑顔。「今年はオペラが流れていて、会場がいつもと違う雰囲気。バレンタインプレゼントというか、2人で本場のチョコレートを買って楽しむイベントですね」と語るように、2人にとってサロン・デュ・ショコラは、バレンタインを越えた欠かせないイベントのようだ。

会場で感じたのは、意外にもバレンタインのプレゼント目的でチョコレートを購入する人が少ないということ。おいしいチョコレートを自分で買って楽しむと話していた人が多く、サロン・デュ・ショコラは“バレンタイン”というイベントにとらわれず、楽しみの一つとして定番化しているようだ。

また、女性以上に楽しそうに買い物をする“スイーツ男子”の姿も多く見掛けた。一人で来る男性こそ少なかったが、男性も積極的に見て回っているカップルは多め。バレンタインの傾向はここでも変化しているようだ。

意外な事実や傾向の変化を感じた今年のサロン・デュ・ショコラは、伊勢丹新宿店で明日2月1日(月)まで開催中だ。【東京ウォーカー】

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