“不眠大国日本”と言われるほど社会問題となっている睡眠不足。足が冷えて眠れないという経験をしたことがある人も多いのでは。靴下サプリ まるでこたつシリーズから登場した、「おやすみスイッチ」は足が冷えて眠れない人のために開発された靴下だ。今回は「おやすみスイッチ」のイチオシポイントや開発秘話ついて担当者に話を聞いてみた。
――「おやすみスイッチ」に関して、意図や狙い、目的、ターゲットなどについて教えてください。
弊社の調査(※1)によると、「足が冷えて眠れない」と回答した女性は49.3%と、女性の2人に1人が悩みを抱えていることがわかりました。なかでも有職者女性のお悩みは深刻で、「“早く寝なきゃ”と思うとなかなか眠れず、寝不足のまま会社に行く」といった声があり、翌日のパフォーマンス低下にまで影響を及ぼしていました。そこで、業界No.1のレッグウェアメーカーとして何とか解決策を提示したいという強い想いのもと、開発に着手しました。「おやすみスイッチ」によって、足が冷えて眠れないというお悩みを解決することで、日中のパフォーマンスにも寄与できればと考えています。
(※1)岡本株式会社コンセプト調査SCR結果より(2022年2月16日~2月18日実施、30~59歳女性、n=2万人)
――「おやすみスイッチ」のイチオシポイントを教えてください。
血管が集中する足裏(指の付け根まで)に二層構造の発熱素材を使用することで、つま先まで温めながら熱や汗がこもりにくい設計を施しています。さらに、眠りに大切だと言われるかかとの「失眠」のポイントを温熱刺激する設計となっています。履き心地にもこだわっており、ふわふわで締め付けのない素材なので、就寝中の足もとを優しく温めます。
――「おやすみスイッチ」に関して、アイデアはどのようにして生まれましたか?また、その実現に向けて苦労した点はありますか。
心地よい眠りには「深部体温を下げること」が大切だと言われており、就寝時には靴下を履かないほうがいいと言われています。そのため製品設計は難航し、半年間で300足以上のサンプルを試作し着用テストを実施しましたが「肝心のつま先が温まらない」と酷評が続きました。
完成のきっかけは、専門家への聞き取り調査を行ったことです。人の手や足には体温調節に深く関わる特別な血管「AVA血管」があり、足を温めることでAVA血管が拡張し、血流量が増加することで、つま先まで温まるということがわかったのです。聞き取り調査でのお話をもとに、主に足裏部分の素材や設計を見直し、改良することで現在の設計に辿りつくことができました。
――大ヒット商品の「靴下サプリ まるでこたつソックス」と異なる点を教えてください。
まるでこたつソックスはおうちで足が冷えてお困りの方に向けた商品ですが、おやすみスイッチは就寝時専用の靴下です。特に足裏部分の素材や設計は「おやすみスイッチ」独自の設計です。
――「おやすみスイッチ」はどこで購入することができますか。
全国の衣料品ストア、スーパーマーケット、ドラッグストア、バラエティショップ、公式オンラインショップなどでお買い求めいただけます。
――読者へのメッセージをお願いします。
「足が冷えて眠れない」そんな経験はありませんか?「対策のために靴下を履いて寝ると蒸れていつの間にか脱いでしまう」「湯たんぽや電気毛布は暑くなりすぎる、途中で冷めてしまう」なんてこともあるかと思います。そんな冷え込む夜にはぜひ「おやすみスイッチ」をお試しください。足もとをふんわり優しく包み込み、あなたにおやすみのスイッチを入れてくれるはずです。
商品名:おやすみスイッチ
カラー:グレー、ピンク、ラベンダー(※2)
サイズ:レディース 22~25センチ
素材:アクリル、毛、その他
希望小売価格:3500円
(※2)ラベンダーはバラエティ・ドラッグストア、公式オンラインショップ などの一部流通限定販売
※記事内の価格は特に記載がない場合はサービス料・税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があり
就寝時の足の冷えでお悩みの人は、この靴下でおやすみのスイッチを入れてみてはいかが。
文=土屋梨夢