冬も楽しめる! 北海道にできた人気グランピングスポット

北海道ウォーカー

近年ブームとなっているグランピング。グランピングとはグラマラス(=魅力的な)とキャンピング(=キャンプ)を組み合わせた造語で、自分でキャンプ道具を持っていかなくても楽しめる新しいキャンプスタイルとして、全国にスポットが誕生しています。中でも北海道に誕生した施設が注目を集めています。

8張のテントと3つのコテージからなる中札内農村休暇村「フェーリエンドルフ」


その施設の名前は、中札内農村休暇村「フェーリエンドルフ」。北海道・十勝エリアの南側に位置する中札内(なかさつない)村に6月にオープンしました。ここには、「グランピングテントヴィレッジ」と「グランピングスタイル コテージ」という2種類のグランピングスポットが用意されており、タイプにあった過ごし方ができます。まずはグランピングテントヴィレッジからご紹介していきます。

野趣あふれる時を過ごせる「グランピングテントヴィレッジ」


8張のテントが並ぶ「グランピングテントヴィレッジ」


グランピングテントヴィレッジは、ベルギー製の大型コットンテントが8張設置されています。一見するとモンゴルの「ゲル」のような見た目ですよね。このテントは1基が4m×6mの木組みのタープと直径6mの円形テントで構成されています。

テントの前に設置されるタープではバーベキューなどを楽しめる


タープにはダイニングテーブルとバーベキューセットを完備。日中の日差しが厳しい時間には日陰の涼しいところでバーベキューを楽しめます。十勝地方は野菜や肉など美味しい食材がたくさんあるので、例えば旅の途中で購入した好みの新鮮地場食材を、調理して食べることも可能です。また何より、カラマツの森に囲まれたテラスで野趣に浸るひとときは格別の一言です。

隣との間隔が広いので、隣を気にせずに楽しめるのもうれしいポイント


円形テントの中にはシングルベッドとエキストラベッドが各2台ずつ設置されています。そのほか、寝袋の持ち込みも可能で、最大15人の宿泊が可能です。また、リビングセットも備えられており、テントの中で飲食を楽しむことができます。

ゴミの持ち帰りは必須ですが、準備や後片付けなどキャンプで一番面倒な部分がないのはグランピングならでは。親しい友人や、家族とかけがえのないひとときを過ごせそうですね。

冬も過ごせる「グランピングスタイル コテージ」


続いてご紹介するのはコテージでグランピングが楽しめる「グランピングスタイル コテージ」。子どもがまだ小さいからコテージがいい、という方にぴったりの施設です。コテージは内装が異なる3タイプが用意されています。いずれのコテージも暖炉、テラスなど基本設備は共通なので、どこに泊まってもグランピングを思いっきり楽しめます。1階はリビングとダイニングキッチン。2階にはダブル、ツイン、シングルの3室があり、バスとトイレが完備されています。

オシャレなインテリアが並ぶコテージのリビング


夏は昼夜の寒暖差が厳しい十勝。暖炉は見た目だけではなく、夜間には暖房としても必需品です。薪をくべ、赤々と燃える炎のゆらぎは、どこか優しくゆったりとした時間を与えてくれます。夏だけではなく、冬も寒くないので安心して楽しめますよね。また、リビングにはそれぞれのコテージの個性に合わせたシャンデリアも。キッチンには大容量の冷蔵庫も用意されているので、長期や大人数での滞在も安心です。

暖炉のやさしい炎が、癒しの時間を演出


外のテラスには広々としたウッドデッキが用意されています。ここにはバーベキュースペースと焚き火台がセットされており、ここでバーベキューをすることも可能。焚き火の炎を囲みながら家族や仲間と語らう時間はきっと思い出になるはずです。またコテージはテントヴィレッジと違って冬も営業しますので、ピリピリとした冬の寒さの中、他ではなかなか体験できない冬のグランピングもオススメです。

北海道らしい広い空と開放的な空間がとても魅力的な中札内農村休暇村「フェーリエンドルフ」。手ぶらでキャンプができるグランピングを、北海道でぜひ体感してみませんか?

中札内農村休暇村「フェーリエンドルフ」 ■住所:中札内村南常盤東4線285 ■電話:0155・68・3301 ■時間:チェックイン14:00、チェックアウト11:00 ■料金:テント1張り(4名まで)19500円~、コテージ1棟(2名)26000円~ ■休み:テントは冬期、コテージはなし

【北海道ウォーカー編集部】

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