1万8000円の超高級かまぼこが完売するワケ

東京ウォーカー

どんな商品にもハイクラスはあるものだが、なんと1万8000円のかまぼこが人気だという。それが、小田原かまぼこの名店「小田原鈴廣」が毎年 新年用に販売する「一(はじめ)」。限定300組・シリアルナンバー入りのものが、毎年予約開始から3日で売り切れるという。

不況なこのご時世で一体、どんな人が買い求めていくのだろうか。広報の方に聞いてみた。

「お買い求めになる方は、40代以上のお客様が多いですね。送料無料ということもあり、全国から注文がきます。お一人で2個以上注文される方も珍しくありませんよ」

2個買うと3万6000円…。にわかに信じがたい。

「毎年発売初日の9:00には電話が鳴り続けます。3日程度で完売してしまうので、その後は申し訳ないですがお断りさせていただいているんです」(同広報)

素材はクロムツのみを使用し、作る職人は「水産練り製品製造一級技能士」。中でも特に熟練した方が手がける。その品質の高さが、一度購入した人に“忘れられない味”となり、毎年注文するリピーターにつながっているというが、そもそもの購入きっかけは何なのだろう?

「広告をあまり出していないので、店舗で見て気になったという方がほとんどです。気になって仕方ないから、年始に一度食べてみよう(笑) ということなのかもしれません」(同広報)

晴れの日にちょっとした贅沢を、というのは最近の流れだが、1万8000円のかまぼこ。あなたは贅沢チャレンジできる?【WalkerPlus/安藤真梨】

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