2017年10月5日(木)、名古屋駅近くのささしまライブ24地区に「グローバルゲート」がグランドオープン。全49店舗がそろう商業施設の中には、インテリア、ブック&カフェ、アウトドアなど、ライフスタイルに特化したショップも多数オープンする。そこで、「30歳目前だし、そろそろ“大人な暮らし”を…」とあこがれを抱く27歳の編集部員・堀田が、オープンに先駆け実施された内覧会に潜入。「入門者にも優しい!」と感じたオシャレショップを紹介しよう。開け!!オシャレの扉!!
「アウトドアを普段着に取り入れるってかっこよくね?」――アウトドアショップ「A&F」
さすがオープン直後(実際には前だが)の建物だけあって、館内に並ぶ店はどこもキレイでオシャレ。「オシャレな店って、なんとなく入りにくかったり…」と不安げに歩いていたら、広々としたアウトドアショップを発見。「クジラの骨のオブジェにビックリしませんか?」と話しかけてくれたのは、「A&Fカントリー」の店長・大脇さんだ。
今回の出店で名古屋3店舗目となる「A&Fカントリー」。店内で大胆にレイアウトされた骨のオブジェは、創業時のロゴにクジラが使われていたことに由来するそうだ。アウトドアショップに入ったものの、ぼくはキャンプはおろか、山登りなど野外活動全般に超うとい。「グローバルゲート店は、キャンプに興味がない人にもぜひ利用してほしいです!」と大脇さん。ウェアやキャップ、カバンなど、ファッションアイテムの品ぞろえを強化しているそう。
「ぜひ、普段着にアウトドアを取り入れてください(キラーン)」と大脇さん。物腰のやわらかい接客は、アウトドア初心者のぼくにとってはかなりの高ポイント。「ファッションを入口に、キャンプとか始めたいかも…」。ちなみにオープン記念で、4000円以上の買い物によりノベルティプレゼントもあるとのことだ。
「植物をいい感じに吊るしたい!」――園芸ショップ「garage」
3階を歩いていると植物に包まれた癒し空間を発見。「オシャレな人の家には植物が吊るされている」。このあこがれを実現させるために、スタッフ・鈴木さんに話を聞いた。「garageは“植物と暮らす”をコンセプトに、観葉植物や園芸雑貨を販売しています。もちろん、オシャレに吊るせる植物もありますよ(笑)。エアプランツなんていかがでしょうか?」。あの裸電球とかに絡まっている“オシャレ植物”はエアプランツというらしい。
店は3階と4階にまたがっており、3階には主に雑貨やクラフト用品、4階には大きな観葉植物を陳列。そのほか、主にワークショップを行なうためのクラフトスペース、ランチやディナーも味わえるカフェが3階に併設されている。
「イメージや予算を言っていただければ、リクエストに合わせた観葉植物を作りますよ」と鈴木さん。店内にいるスタッフに声をかければ、5000円程度から植物や土、鉢などのセットを一括して提案してくれる。鈴木さんはさらに「ぼくは雑貨店に勤めていたこともあるので、植物と雑貨を組み合わせた観葉植物の提案が得意です!」とアピール。鈴木さんに頼れば、オシャレ生活に不可欠な観葉植物をゲットできそう。
「 限定品のイスで“違いの分かる男”をアピール」――カリモク60正規店頭販売ショップ「大須DECO」
最後に訪れたのは、愛知製カリモク家具「カリモク60」正規販売店である「大須DECO」。ふらっと店に入り、まず目に飛び込んできたのは壁にディスプレイされたイスの群れ。「あえて座らないオシャレ」を表現しているようだ(たぶん違う)。
「カリモク60の品ぞろえは東海地区一になります」と話すのは、店長・神谷さん。定番人気のスタンダードアイテムはもちろん、この店でしか買えない限定品もあるそうだ。“リミテッドのイス”という超絶オシャレワード。カリモク60に座りながら「定番品じゃないから、もう手に入らないんだよね、コレ」とか涼しげに言ってみたい。
「限定品なら、このK chair(6万5880円)というイスはどうですか?赤い布地が存在感抜群で、インテリアの主役になりますよ」と神谷さんはオススメ。すでに限定品に関する問い合わせも入っているそうで、「購入はお早目に」とも話していた。
さらに、「大須DECO」では暮らしに関するアイテムも販売している。ガラス食器やタオルなど、愛知や岐阜、三重などで作られた“いいモノ”が並ぶ。「家具だけではなく、普段使う食器などで東海エリアのアイテムに触れてほしいですね。ちょっとしたプレゼントにも最適だと思います」と、神谷さんはさわやかに教えてくれた。
今回紹介した3店舗、どこもスタッフさんが超優しい!「興味はあるがどれを買ったらいいか分からない」「本当に自分に似合っているかどうか心配」などの不安をしっかり包み込んでくれそうだ。今回はあまり回れなかったが、いい感じのブックショップやスポーツショップも見かけた。大人の階段を上らんとするアラサー男子はぜひ、グローバルゲートの“オシャレショップ”へ行ってみてほしい。【東海ウォーカー/堀田裕貴】
堀田裕貴