ラーメンWalkerグランプリ2016新店部門で、見事全国1位となった「煮干しつけ麺 宮元」。待望のセカンドブランド「ラーメン宮郎」はガッツリ系だ。
女性や初心者でも気軽に味わえるよう、麺の量はミニ750円(150g)から大盛900円(450g)までそろう。無料トッピングは野菜・アブラ・ニンニクで“マシマシ”は不可。本店のネパール人スタッフがスパイスを配合したカレー100円(数量限定)など、有料トッピングも豊富だ。
時間帯によって味が変わる豚100%の非乳化スープ
ラーメン並盛(800円)のスープはくどさがなく、G系の王道・カネシ醤油が味を引き締める。アブラをコールすると、肉付きの炙り脂が盛られ、香ばしさとジューシーさが倍増する。
■ラーメンデータ<麺>極太・平打・縮れ/製麺所:自家製麺・250g<スープ>タレ=醤油・仕上げ油=なし/こってり○●○○○あっさり/種類:豚骨
もちろんやるからにはセカンドブランドとしても妥協は一切なし。麺はオーション100%の自家製麺で、力強い食感が楽しめる。また、スープは豚骨と煮豚になる豚バラ肉、そして背脂を強火で炊きながらも、くどくなりすぎないよう、乳化はさせていない。分厚くカットされた煮豚は、なんと1枚約90gもある。
「僕自身、ガッツリ系が大好きなんですが、蒲田界隈には自分の好みに合う店がなくて。だったら自分で作っちゃおうと」と話す店主の宮元達宏さん。「スープは朝からずっと火を入れているので、時間帯によって味が微妙に変化していきます。それもぜひ楽しんでほしいですね」とスープへのこだわりをみせる。【東京ウォーカー】
編集部