東京で20年以上前から愛されてきた“背脂チャッチャ系”。その名のとおり、豚骨スープに背脂を豪快に振りかけた超こってりラーメンだ。「ラーメン 一力」は、その系譜を受け継ぎ、さらにインパクトのある具で人気を集めている。
店主は、背脂チャッチャ系の名店「貴生(たかお)奥戸店」(葛飾区)で15年間店長を務めた。建物の老朽化で閉店が決まり、「より駅に近い場所で」と京成立石駅そばで独立した。
背脂スープ以上の存在感“ホルモン”の正体は?
メニューは「貴生」時代と同じで、醤油のラーメン(700円)とみそラーメン(800円)が基本。ホルモン丼(400円)も人気だ。豚骨スープ自体はあっさりだが、赤味噌など5種をブレンドした特製味噌ダレと大量の背脂で濃厚こってり。さらにホルモンのタレも溶け出し、甘辛の独特の味に。麺は多加水でピロピロ!
一番人気はみそホルモンメン。背脂たっぷりの味噌ラーメンに巨大なホルモンがのり、まさに濃厚の極み。あらゆる脂が胃袋にズシリと突き刺さる狂暴な一杯が、ヤミツキになり、ハマる人も多そうだ。
■ラーメンデータ<麺>太・平打・ストレート/製麺所:菅野製麺所・140g<スープ>タレ=味噌・仕上げ油=背脂/濃度:こってり●○○○○あっさり/種類:豚骨
大量の一味唐辛子を中心に、6種類の調味料で味付け。そのレシピは極秘だが、辛さの中に甘味やコクなども感じられ、クセになる。
“ホルモン”と呼ばれる謎の肉。「パイカという豚バラ軟骨です。なんでホルモンと呼ぶようになったのか、今ではもう謎です(苦笑)」と店主の鶴見一人さん。それを下茹でしてから、さらにスープと一緒にトロトロになるまで煮込んで、秘伝のタレに漬け込んでいる。【ラーメンウォーカー編集部】
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