URBAN NIGHT OWL 実行委員会は、URBAN NIGHT OWL 2025(以下、UNO2025)を300年以上の歴史ある寺院・東別院(真宗大谷派名古屋別院)で2025年2月22日(土)・23日(祝)に開催する。
イベントにかける想いなどを担当者に聞いた。
ーー今回のイベントに関して、意図や狙い、ターゲットは?
アウトドアをやったことのない人からエキスパートまで楽しめるイベントにしています。一時期のブームを終えたキャンプ業界と言われますが、外で過ごすことの素晴らしさや楽しさは変わりません。東別院という場所で、我々の考える外での過ごし方を体験していただき、日々の生活に新しいアイデアを加えていただけたら幸いです。
ーー今回のイベントのイチオシ、目玉となるものは?
前回から出店者を大幅に増やしています。アウトドアを外で遊ぶと定義することで、キャンプなどに関わるものやことに加え、日常使いしてもらえるものを提供することで、日々の生活が少しでも豊かになればと思っています。また目玉としては、UNOで最重要に考えている焚き火です。東別院オリジナル焚き火台を製作しました。直径1メートルの巨大焚き火台を複数用意しています。
ーー今回のイベントのアイデアはどのようにして生まれた?また、実現に向けて苦労した点は?
ブームを終えた業界と言われるなか、なにか新しいことができないかと考えていました。特に、当イベントの運営メンバーにはガレージブランドを自ら営むメンバーもおり、危機感を感じていたこともあります。体験を通じてものやサービスを提供することは、一番ワクワクする内容の企画でありつつも、一方で出展者の募集など苦労は絶えませんが、出店者との密なコミュニケーションで我々の想いをお伝えして解決しました。
ーーユーザーへのメッセージは?
敷居が高いと思われるだろうお寺が、どれだけ来場者の想像を超える空間にできるか。今回は出店者の数や内容に加え、空間として楽しんでいただけるように企画しています。我々の考える外遊びのすてきな場所にぜひ一度ご来場ください。
「URBAN NIGHT OWL」とは?
「都会でCMAPを通して非日常を提供する」をテーマに、なごや寺町まちづくり協議会が開催する事業の一環として2022年より開催。名古屋市中区という街中で、アウトドアの醍醐味である焚き火をひとつの象徴として捉え、都市型アウトドアイベントとして、今回で4回目を迎える。
UNO2025では「ちょっとお寺であそばん?」をメインコンセプトに、キャンプだけにとどまることなくアウトドアを外遊びと位置づけ、新たな外での過ごし方を提案。東別院に広がるURBAN NIGHT OWLが考える非日常空間で、グッと興味をそそるギアを見つけたり、ここでしかできないワークショップを体験したり。焚き火とともに厳選のフードやドリンクを味わおう。
焚き火
今回も東別院の境内で焚き火体験ができる。UNOオリジナルのロースタイルベンチに座り、都会に現れる非日常空間を楽しもう。今回は、URBAN NIGHT OWLが特別に製作した東別院専用の焚き火台「Ohigashi Fire Pit」を設置。直径1メートルの巨大焚き火台は大きな火を上げるだけでなく、一度に多くの人が一つの焚き火を囲むことができ、ここでしか味わえない雰囲気を体験できる。
マーケットエリア
焚き火台やアウトドアギアに加え、アパレルなど日常使いできるアイテムを用意。人気のリラクゼーションの出店もある。外遊びを充実させるお気に入りギアや、日々の生活をちょっと幸せにするお気に入りのアイテムを見つけよう。鹿角ワークショップや漆のアウトドアギアワークショップなど、体験型コンテンツも充実。
フード&ドリンク
各所のマルシェで活躍するフードやドリンクが出店。ワーゲンバスのフードトラックでは、揚げたてのフレンチフライが販売される。人気のスパイスカレーの出店もあり。寒空の下、焚き火を囲みながら熱々のグルメを楽しみたい。