緑から赤、赤から黄金色へ…。コキアの色彩が移ろう次期に合わせて、国営ひたち海浜公園では「きて、みて、さわって コキアカーニバル」を10月22日(日)まで開催している。
みはらしの丘では、徐々に色付いていくコキア、赤・白・ピンクの可愛らしいコスモス、そしてみはらしの里では、白くて可憐なソバが秋らしい色彩豊かな風景をつくる。そんな秋の魅力たっぷりの公園を記者の愛犬・福丸くん(ポメラニアン)が10月8日(日)に体験取材してきた!
まずはコスモス畑とソバ畑がお出迎え
みはらしの丘でまず出迎えてくれるのはコスモス畑とソバ畑。50万本のソバ畑と約200万本のコスモスはコキアに負けない絶景。
コスモスはキク科の一年草で、夜が長くなると花芽をつける「短日植物」。秋以降に花を咲かせ、和名を「秋桜(あきさくら)」と言う。
またソバとはタデ科に分類される一年草。中国が原産と言われており、日本には縄文時代後期頃に渡来したのではないかとされている。
グラデーションも10月中旬には紅葉に
コキアは、和名をホウキグサといい、昔はこの茎を乾燥させてほうきを作っていた。また実(み)は“とんぶり”といい「畑のキャビア」として親しまれている。
公園には約3万2千本のコキアが手作業で植えられている。緑葉から赤と緑のグラデーションになり、そして丘が真っ赤なじゅうたんを敷きつめたように変わる。ネモフィラに続く絶景スポットに間違いなし!
またソバ畑やコスモス畑と一緒に撮れば、よりいっそうコキアの赤が映え、まさにフォトジェニックだ。
コキアだけじゃない!フォトジェニックスポット
公園にはコキア以外にも今が見頃のスポットがたくさん!今が見頃のジニアは、赤や白など鮮やかな色がとても魅力的。
またケイトウも赤と黄色でコキアに負けないフォトジェニックスポットになっている。
パンパスグラスは、高さは4mにも達し、大きなものは6mにもなる。羽毛のようにやわらかい花穂をつける。名前の由来は、英名で南米の大草原(パンパス)に生えている草(グラス)という意味。あまりの大きさに福丸くんもびっくり!
そして、この時期はキバナコスモスも見頃。オレンジや黄色の鮮やかな花を咲かせ、秋の訪れを告げてくれる。大草原フラワーガーデンでは、サイクリングや散歩をしながら楽しめる。
今年からワンちゃんも食べられるアイスも登場
今年から発売された「海浜公園のわんこジェラート」(250円)は、牛乳・砂糖不使用のヘルシーアイス。有機豆乳(国産)・オリゴ糖・うるち米(国産)・食物繊維だけで作っているので、犬にも安心なアイス。
ぜひ、この週末はは国営ひたち海浜公園に家族やカップル、そして愛犬と足を運んでみてはいかが。【ウォーカープラス編集部/青山奈津美】
青山奈津美