不器用な人でも簡単!スマホdeイルミネーション撮影術

東京ウォーカー

スマートフォンでイルミネーションを撮影したら、なんだかザンネン…。こんな経験は誰にでもあるはず。でも、ちょっとしたワザでステキな写真に変身!すぐに試したい簡単テクを、プロカメラマン渕上真由さんに聞いてみた!

<Lesson1>プロ並みにキレイに! イルミネーション撮影


きれいなイルミはスマホでも美しく写真に収めたいもの。明るさの補正をせずに普通に撮ると、光量が足りず真っ暗な写真になり、全体的に重い印象になってしまう。そこで、3つのマル秘テクニックを使って、幻想的な雰囲気に仕上げる方法を伝授しよう。

iPhone 7で普通に撮影すると、手前の木々や遠景が暗い仕上がりに


【写真を見る】3つのテクを活用すると見違える写真に変身!


マル秘テク<1>:撮影時間は日没直後が◎


写真はとにかく光が大事!そのため、完全に太陽が沈んだ真っ暗な空より、日没直後の薄暗い空の方がキレイにイルミネーションを撮影できるんです。イルミネーション点灯前に会場入りして、その時間帯を狙って。

マル秘テク<2>:フラッシュはOFFが基本


フラッシュをONにしても、イルミまでフラッシュが届かず、あまり意味がない結果に…。フラッシュをOFFモードにして、イルミネーションそのものの光を撮影した方が、グッとキレイに写りますよ。

マル秘テク<3>:HDRをONに設定


イルミ撮影は明るさの調整がキメ手。明暗のバランスを調整してくれるHDRモードを活用しましょう。また、画面の暗い部分をタップすると、全体が明るくなり、イルミネーションの写真がさらに華やかに!

こんな隠しワザも!


手前にピントを合わせて雰囲気UP!


手前のアイテムにピントを当てることで、背景をぼかす手法も。スマホのすぐそばにアイテムを置くと、背景の光がよりキラキラに写る。また、アプリに頼るのもアリ。渕上さんのおすすめは「夜撮カメラ」。コンポジット合成でノイズの少ない夜景が撮影可能。スマホをしっかり固定して撮るのがコツだ。

<Lesson2>七難隠す!? セルフィー


イルミ撮影の時はどうしても光が足りない。イルミネーションの光だけでセルフィーショットを撮るにも、やっぱり顔が少し暗くなってしまう。そんなセルフィーでも明るく美しく撮影するマル秘テクニックはこれだ。

イルミの光だけでは写真が少し暗い仕上がりになってしまう


マル秘テク<1>:そばにある光源を活用すべし


街頭ビジョンの明かりを効果的に利用するとパッと明るい写真に


セルフィーショットの場合は、とにかく自分の顔に光を当てることが一番! 街灯やビルの照明などイルミ以外の明かりがあれば、その近くまで行って撮影するのが◎。街の光を効果的に利用しましょう。

マル秘テク<2>:スマホの明かりやフラッシュを使え!


画面の光が弱いと人物が暗い写りになる


画面の光で美人度UPの仕上がりに


風景写真とは逆に、人物写真の場合はフラッシュONでの撮影がおすすめ。スマホ画面の明るさを最大値に上げれば画面に顔が反射して、表情をとらえやすくなります。イルミネーション以外の明かりがない場所ではこの方法で。

マル秘テク<3>:安定感のある持ち方をマスター!


手もとが安定するため自然なセルフィーショットが撮れる


中指と薬指をスマホの後ろに添え、人差し指と小指を画面側に出してはさみ、シャッターは親指でON。片手で持っているのに安定感抜群で、手ぶれも少ないです。小さな三脚や立てられるスマホケースもあると便利!

こんな隠しワザも!


マフラーやストールなど顔回りに白いアイテムを身に着けると、レフ板代わりになり肌が明るく見える効果が。また、iPhoneのイヤホンの音量ボタンは実はシャッターボタン。手ぶれが気になる時におすすめだ。【東京ウォーカー】

東京ウォーカー編集部

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