2017年8月7日にオープンした、福島市の「めんや 薫寿(ことぶき) 弐番屋」は鯛ダシラーメンで人気を博す「めんや 薫寿」と同じ敷地内にオープンした2号店。激辛魚介ラーメンなど、本店で期間限定だった麺を中心に、本店にないメニューもそろう。人気は、こだわり山椒の担々麺。本店譲りの真鯛スープがベースで、京山椒を中心に複数の山椒を配合し、ゴマの香りを効かせている。
山椒、ゴマと魚介の旨味が一つに
看板メニューの「こだわり山椒担々麺」(830円)は、魚介の旨味を感じながら、上品な山椒とゴマが織り成す濃厚なハーモニーに圧倒される。しびれるほどの強烈さではなく、マイルドなほどよい刺激。細麺とも好相性だ。
実食してみると、小麦の香りが高い麺はモチモチした食感がいい。魚介の旨味が山椒やゴマと融合すると、洗練された印象に変化していく。そこにチンゲン菜と大きな肉味噌が絶妙なアクセントとして絡む。名店の技術が存分に発揮された、絶品の味わいだ。
芳醇な魚介の旨味はさすが!
真鯛を中心に、希少なアゴ干しや昆布など、魚介の旨味を抽出したスープは本店同様。魚介の旨味がたっぷりで、これぞ薫寿の原点と言える味わいだ。ダシの旨味をさらに引き出すために、一杯ずつ小鍋で調理するシステムも。女性スタッフでも作業がしやすいという。
激辛にもチャレンジを
辛いもの好きな人には「激辛魚介ラーメン」(830円)がおすすめ。3種の唐辛子をミックスさせた辛さは強烈で、カツオの風味との相性も新鮮だ。辛さ抜きも用意している。ファンが多い隠れ人気メニューだという、スパイシーな「まかないカレー」(380円)も試してみよう。
■めんや 薫寿 弐番屋<住所:福島県福島市野田町4-11-11 大竹第2ビル104 電話:024-572-5650 時間:11:00~15:00、18:00~22:00(LO各15分前)※スープがなくなり次第終了 休み:なし 座席:22席 タバコ:禁煙 駐車場:11台(無料) 交通:JR福島駅より車で6分>【ラーメンWalker福島 編集部】