東日本大震災および熊本地震の復興支援を目的に、毎年実施されている日本俳優連合(日俳連)のチャリティーイベント。同イベントが今年も10月15日(日)に西新宿・芸能花伝舎で開催された。
人気声優たちが一堂に会するこのイベントは、ステージ、バザー、物産展、パネル展など様々な催し物が行われ、それぞれ手作り感あふれる内容で、まるで文化祭のような雰囲気。そのステージの1イベントとして、井上和彦率いる声援団が「トークション」を行なった。
声援団とは、2011年の東日本大震災からわずか数日で結成され、以来6年以上にわたりコンスタントにチャリティーライブを実施している人気声優たちのユニット。いつもはライブや朗読が主体だが、この日は特別バージョンとして、トーク+オークションの“トークション”を行なった。
井上和彦、かないみか、勝杏里、関智一、檜山修之、甲斐田裕子、そして山口勝平というメンバーのうち、檜山修之とかないみか、井上和彦が商品を提供。出品内容は、檜山修之が自ら演じる「戦国無双」シリーズ・伊達政宗のタペストリー、かないみかが出演者のサイン入りのピカチュウグッズ。
そして「お友達から預かってきました~」と、三木眞一郎のジャケット、林原めぐみのホットパンツを取り出し、会場にどよめきが起こった。どちらも本人使用の証明写真付き(三木はツイッターで披露)。さらに、団長の井上和彦からは、米国アトランタでのイベントで着用したTシャツ2枚が提供された。
1000円からスタートしたオークションは、予想どおりヒートアップ。あっという間に数万円に達する商品も出て、会場のどよめきは増す一方。なかでも、井上和彦のTシャツ2枚は女性2名による高額バトルが展開され、決着がつかず、最終的には1枚ずつ分ける、という平和的な解決となった。
トークション後は、声援団のオリジナル曲「君に送る応援歌」を披露。ファンにとってはお馴染みの楽曲だが、声援団と初めて触れ合う観客もじっくり聴き入っていた。
オークションの売上は、日俳連を通じて、東北および熊本へ寄付される予定。なお、今後の声援団の予定としては、11月19日(日)、新潟県胎内市・中条グランドホテルでのチャリティーライブが決定している。【ウォーカープラス編集部】
加藤三津子