渋谷モディ1階にあるソニーの情報発信拠点であるSony Square Shibuya Project(ソニースクエア渋谷プロジェクト)で11月2日(木)より「少し先の未来体験」というテーマのもと、ウェアラブルやセンシング技術などソニーの最新テクノロジーを活用した展示がスタートする。
今回の展示では、ニュース原稿をデジタル音声に変換し、自動で読み上げるバーチャルアナウンサー「沢村 碧(さわむら みどり)」が、ソニースクエア渋谷プロジェクトにナビゲーターとして登場する。発話とアニメーションを高精度に連動させる技術を使い、自然な表情や動きで原稿を読み上げるのが特徴だ。
また、首元に装着し耳をふさがず音楽や情報を楽しめるFuture Lab Program(フューチャーラボプログラム)のコンセプトプロトタイプNを活用し、道案内や天気を教えてもらいながら渋谷の街をバーチャルで散歩できる「渋谷バーチャル散歩」が楽しめる。
また、ダイニング空間にセンシングテクノロジーを加えたコンセプトプロトタイプTにより未来の食卓を体験できる「未来の食卓」も楽しむことも出来る。
そして、ソニーコンピュータサイエンス研究所(以下ソニーCSL)が研究を進める、膝部にモーターを搭載してより人間の歩行に近い状態を再現する「ロボット義足」と、トップアスリート向けの「競技用義足」を展示している。
さらには、ソニーの先進的なセンサー技術と画像認識や音声技術を取り入れたロボティクス技術を活用した、家族の一員として日々の暮らしをアシストするコミュニケーションロボット「Xperia Hello!」との少し先の未来型コミュニケーションも体験できる。
また、他にも11月5日(日)には、ソニーCSLの研究に基づき製品化された、株式会社Xiborg(サイボーグ)の義足を使用した選手を含む世界トップパラアスリート3人と事前公募から選ばれた一般参加者によるストリートレース 「渋谷シティゲーム ~世界最速への挑戦~」も行われ、渋谷モディでは11月2日(火)から11月5日(日)の間、競技用義足の体験などが出来るイベントも行われる。
人が持つ可能性を切り拓くために取り組むソニーの未来への挑戦を、ぜひ渋谷で体感してみてはどうだろうか。【ウォーカープラス編集部/井上咲太】
井上 咲太