全米で話題に!?マクドナルドが送る“無意味”なアイテム「フローク」とは

東京ウォーカー(全国版)

日本マクドナルドは、2017年4月にレギュラーバーガー「グラン」シリーズを発売。それから6ヶ月、好評への感謝を込めて登場するのが、食べられるフォーク“FRORK”(フローク)だ。

全米で話題の「無意味な」アイテム「フローク(FRORK)」


“フローク”は、5月にアメリカのマクドナルドでノベルティとして配布され、そのフォルムと使いどころのなさが注目を呼んだアイテム。日本でも、10月20日(金)から「グラン」シリーズバリューセットを購入するとフロークが当たるスクラッチキャンペーンがスタートする。編集部は一足先に待望(?)の日本進出が決まった“フローク”を入手。その実力を検証した!

【写真を見る】デザインは赤一色のシンプルで洗練された見た目だ


シリコン素材でマックフライポテトのパッケージを模したデザインの“フローク”。先端にマックフライポテトを3本装着すると、櫛状の部分が食べられるフォークになるというものだ。セットメニューの傍らに赤一色のフロークが置かれていたら確かにかっこいいかもしれない。にわかに期待が膨らむ。

イラストからしてフォークの先端が不ぞろいだ


まず直面したのが、「どうやってポテトを取り付けるか」という難題だ。“フローク”には、ポテトの容器に突っ込めば自動的に挿入されるようなハイテク機能はない。「USELESSLY USEFUL!(無駄に便利!)」と書かれた付属の説明書には、先端を指で広げてそこに手ではめるようイラストで描かれていた。「フロークではなく、そのまま口に放り込んでしまえばいいのでは」という疑念を振り払い、セットを完了した。

ユニークなフォルムと使いどころのなさが特徴


はめてみると、確かにフォークに見える。もうちょっとポテトの間隔をあけるともっと見栄えがいいかな、と揚げたてのポテトを前にしてしばし調整する筆者。はっきり言って、冷める前にいますぐ食べたい。写真映えより食欲が勝ってしまい、できるだけ上品に“フローク”を口に運び、音を立てず食べた。

うん、おいしい。おなじみのマックフライポテトの味がする。そして目の前に残ったのは、再び空っぽになった“フローク”と、まだまだたくさんあるポテトだ。ああ、なんて無意味なんだろう!

マクドナルドの公式キャンペーンサイトでは、アメリカのTVショッピングでおなじみのプレゼンテーター、アンソニー・サリバンによる紹介動画が公開。動画によれば、「グラン てりやき」などのバーガーのソースがこぼれても、フロークですくえば最後のひと口までおいしく食べられる優れものだという“フローク”。「手に持ったポテトでも同じことはできるはず……」と思いながらも、いつしか笑顔になっている自分に気付いた。

あなたもおいしいポテトとともに、レアアイテム・フロークの“超無意味さ”をかみしめてみては?【ウォーカープラス編集部/国分洋平】

国分洋平

注目情報