世界を代表するフレンチシェフ、ジョエル・ロブション氏。日本国内では東京に6つの店舗を持つロブション氏が手掛ける、カウンタースタイルのフレンチレストラン「ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション」(東京都六本木)で、親子でスイーツ作りやランチコースが楽しめるイベント「親子でロブション」が、10月14日に開催された。
当日は、11組22名の親子が参加。今回のスペシャルなイベントは、スイーツのデコレーション体験をすることで、子どもたちにフレンチを身近に感じてもらいたいとの思いで実施された。
参加親子のテーブルには、子どもの名前があしらわれたチョコレートやマロンクリームなどがそろったデコレーション用パーツと、子ども用のロブションオリジナルエプロンが準備されていた。
「今日は大きな才能を持つ、料理人の卵たちに会えてとってもうれしく思います」と、同イベントのために来日したロブション氏。オープニングスピーチで「どんな形に仕上げるかは、みなさんのアイディア次第。コンクールみたいな気持ちでチャレンジしてください。いつもお母さんがご飯を作ってくれるように、愛を込めて作ると仕上がりも違ってきます」と子どもたちに語った。
参加する小さなシェフそれぞれの名前を呼び、パティシエールの緒方洋子さんによるデモンストレーションが終わると、いよいよモンブランのデコレーション体験へ。
デコレーション体験中は、みんな真剣な表情。お母さんに手伝ってもらいながら、マロンクリームを絞り出し、完成に近づくケーキを前に自然と表情もほころぶ。
ロブション氏も各テーブルを回り、「上手だね」「おいしそう」と声をかけたり記念撮影したりと、未来のシェフたちが作る独創的なモンブランに終始ご満悦だった。
デコレーションしたモンブランは、フルーツのコンフィチュールやメレンゲなどが入った、大人も子どもも楽しめる風味が特徴。蝶々モチーフのチュイールなど、かわいいパーツでデコレーションした、世界中にひとつだけのモンブランが出来上がった。
完成後「いつもお母さんが作ってくれるおやつはおいしい?」とロブション氏からの問いかけに、えなちゃんはハニカミながら「うん」と頷いた。
デコレーション完成後は、フレンチのコース料理と、自分でデコレーションしたモンブランを堪能。普段からパンケーキ作りをお手伝いし、将来の夢はパティシエになることと言うえなちゃん。ベースのケーキにコンフィチュールを入れるのが楽しかったそうだ。 お母さんの悠美さんは、「娘と一緒の本格的なケーキ作りは初めてだったので、いい思い出になりました。モンブランってこうやって作るんだよって、娘と思い出しながら、家でパパにも教えてあげたい」とコメントしてくれた。
次回の「親子でロブション」は、2018年2月10日(土)に、「ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション」で開催。バレンタイン直前ということもあり、チョコレートのデコレーション体験がテーマとなる。
参加費は、1万8000円(親と子ども各1名ずつ。以降追加、大人8000円、子ども1万円)。予約は2018年1月10日(水)午前11時より03-5772-7500へ(受付時間は11時~21時)。15組30名限定なので、早めに予約してハッピーなバレンタインを迎えよう!【ウォーカープラス編集部】
※ジョエル・ロブション氏の次回イベント参加は未定
北村康行