ムーミンに会えるまちへようこそ!ムーミンバレーパークを飛び出して飯能駅でムーミンがお出迎え

東京ウォーカー(全国版)

ムーミンバレーパークのある埼玉県飯能市は、飯能市の玄関口とも言える西武鉄道飯能駅に2025年3月16日、ムーミンキャラクターのオブジェを設置した。電車を使って飯能市に来る人たちを、ムーミンが出迎えてくれる。

西武鉄道飯能駅にムーミンキャラクターのオブジェが誕生


「ムーミンに会えるまち、はんのう」への第一歩

「ムーミンに会えるまち、はんのう」プロジェクト推進協議会の5者が参列

飯能市といえば、2019年にオープンした「ムーミンバレーパーク」がよく知られている。今回のオブジェの設置も、「ムーミンバレーパーク」の開業6周年記念日に行われた。

プロジェクト推進協議会の5者と園児で除幕式を行った

当日は、飯能市の新井重治市長、株式会社ムーミン物語代表取締役社長の小幡匡志さん、西武鉄道株式会社代表取締役社長の小川周一郎さん、飯能商工会議所会頭の吉田行男さん、一般社団法人奥むさし飯能観光協会会長の中里忠夫さんと、飯能駅にある保育園「Nicot飯能」の園児らが参加し、お披露目セレモニーが行われた。

【写真を見る】オープニングにはムーミンパパとムーミンママも駆けつけた

このオブジェ設置は、飯能市、株式会社ムーミン物語、西武鉄道株式会社、飯能商工会議所、一般社団法人奥むさし飯能観光協会の5者による「ムーミンに会えるまち、はんのう」プロジェクト推進協議会のキックオフ事業。飯能市を訪れる人たちをムーミンが出迎え、まさに「ムーミンに会えるまち」の象徴となる。

ムーミンが物語の本から飛び出してきたよう

本をモチーフとした台座に、高さ約70センチのムーミンのオブジェがあり、まるで物語の中からムーミンが飛び出しているようなデザインになっている。ムーミンは少しお辞儀をしたような姿勢で、「ようこそ!」と出迎えてくれている。ちなみに、伸ばした右手の先にはムーミンバレーパークがあり、ムーミンが案内してくれているように感じられる。

「ムーミンバレーパーク」は開業6周年を迎えた

ムーミンバレーパークのキャラクターがオブジェとしてパークの外に出るのはこれが初めて。パークに訪れる人たちだけでなく、飯能市に訪れたるすべての人たちを出迎え、高揚感の醸成を目指す。

2025年は最初の小説から80周年を迎える記念の年

「ムーミンに会えるまち、はんのう」プロジェクト推進協議会は今後、飯能市内の主要地にムーミンの物語に登場するさまざまなキャラクターオブジェの設置を計画中。具体的なキャラクターや時期、場所などはこれから検討されるそうだが、ゆくゆくは、キャラクターたちに会いに行くことで飯能市内を巡ることができるようにしたいという。

「ムーミンバレーパーク」や「メッツァビレッジ」はもちろん、北欧デザインを取り入れてリニューアルした飯能駅、ムーミンの物語の作者トーベ・ヤンソンとも縁の深い「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」、北欧文化を体験できるアウトドア施設「ノーラ名栗」など、北欧やフィンランドを感じられるスポットも多い飯能市。ハイキングコースや観光農園、史跡などの観光地も含め、飯能の魅力をムーミンたちが案内してくれるようになりそうだ。

(C)Moomin Characters

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