東京都練馬区にあるバーデと天然温泉「豊島園 庭の湯」では、1200坪の日本庭園とフィンランド式のサウナにて瞑想を行い、日々の疲れを身体と心の両方で解きほぐす新しいサウナ体験「豊島園 庭の湯 サウナ瞑想」が2025年3月27日(木)~6月8日(日)の期間限定で開催される。
「豊島園 庭の湯」は2003年の開業以来、広大な日本庭園、天然温泉、そして健康促進のためのバーデプールを中心に、都心のオアシスとして多くの人に愛されてきた。近年は、男性用フィンランドサウナのリニューアルやアウフグースイベントの開催など、サウナ体験の充実にも力を入れ、サウナ愛好家の間でも話題を呼んでいる施設だ。
今回は、新しく開催されるイベントについて担当者に話を聞いてみた。
――「豊島園庭の湯 サウナ瞑想」に関して、意図や狙い、ターゲットについて教えてください。
豊島園庭の湯は、東京都練馬区にある広大な日本庭園が特徴の温泉施設です。今回のプログラムは都心の温浴施設としてお客様に何ができるかを考えた際に、就業者の8割が何かしらのストレスを抱えている昨今において身体を癒やすだけではなく、心も癒やされていただく温浴体験をお届けしたいという想いで企画を行いました。
ターゲットは働く方々全般ですが、特に仕事と家庭の両面でストレスを抱えやすい女性の方々に体験していただきたいと考えております。
――本プログラムの内容やこだわりについて教えてください。
こだわりとしては3点ございます。
1つ目は日々の生活に“持ち帰る”ことのできる瞑想体験です。庭の湯だけの限定された体験とならないよう、お帰りになったあとも瞑想を日常生活に取り入れていただける体験となっております。
2つ目は瞑想・坐禅のプロフェッショナルの伊藤東凌氏による音声プログラムの設計です。瞑想をやったことのない方でも簡単に瞑想を学べるよう、Meta本社(旧Facebook)での禅セミナーの開催や海外での禅指導などを行っている伊藤東凌氏にプログラムの設計や音声の吹き込みを依頼しました。
3つ目はサウナ瞑想後の研ぎ澄まされた五感で味わう新しい飲食体験です。サウナと瞑想による心身の変化、研ぎ澄まされた感覚というものをより深く体感していただくため、土鍋ごはんや具だくさんのおみそ汁、焼き魚など、素材のよさを存分に感じられるメニューをご用意しております。
――サウナ瞑想特別メニューも展開されているとのことですが、食事のこだわりについて教えてください。
食べる瞑想をコンセプトにした特別メニューは、和食をベースに、味覚(塩味、甘味、酸味、苦味、うま味)、食感、香りといった感覚を存分に味わいながら、食事を通じて自身の感覚に向き合える内容となっております。その他のこだわりとして、ご飯は一つひとつ土鍋で炊き立てでご提供し、甘味、みそ、お漬物などは庭の湯のある練馬のお店のものを使用しております。
――近年「サ活」が幅広い世代の間でブームになっていますが、サウナブームについてどのようにお考えですか。
サウナという温浴体験の1つが流行として性別や世代を超えて盛り上がることを大変喜ばしく思います。さらに、サ飯のようなサウナに留まらない新しい楽しみ方も生まれるなど、さらなる可能性を感じられるコンテンツであると実感しております。今回のサウナ瞑想もそうしたサウナに留まらない体験の1つとしてより多くの方に体験していただきたいと考えております。
――読者へのメッセージをお願いします。
豊島園庭の湯は日本庭園の緑に包まれながらゆったりと過ごせる都心の温浴施設です。サウナ瞑想はその後の日常生活でも活かしていただける唯一無二のサウナ体験となっておりますので、ぜひ体験していただき、心身ともにととのう方法を持ち帰っていただければと思います。
「豊島園 庭の湯 サウナ瞑想」の3つの特徴に迫る
特徴(1) サウナを通して学び、日々の生活に”持ち帰る”ことのできる瞑想体験
本プログラムは、瞑想初心者の人でも簡単に心のととのえ方を学ぶことのできるサウナ体験。通常の瞑想では、自分自身の五感と心の動きや変化に意識を向けるが、サウナ瞑想では、体温や呼吸が目まぐるしく変化するサウナという一連の流れの中で行うため、意識の向け方がわかりやすく体系的に学ぶことができる。
さらに、ここで学んだ瞑想の方法はサウナだけではなく、日常生活にも取り入れることができるように設計している。本プログラムを通して瞑想による心のととのえ方を学び、体験そのものを持ち帰ることができるのだ。特に主婦やビジネスマンといった情報社会・ストレス社会を生きる日々忙しい時間を過ごしている人にこそ体験してもらい、ここでの瞑想体験が日々のメンタルケアのひとつとして習慣化してもらいたい。
特徴(2) 瞑想・坐禅のプロフェッショナル伊藤東凌さんによる音声プログラムの設計
初めて瞑想をする人でも簡単に瞑想の世界へと入り込める体験を届けるため、瞑想体験をガイドする音声プログラムの制作・設計を、京都建仁寺両足院副住職の伊藤東凌さんに依頼した。伊藤東凌さんはMeta本社(旧Facebook)での禅セミナーの開催や海外での禅指導など、国内外問わずグローバルに活動をしている瞑想指導のプロフェッショナル。オンラインでの瞑想指導経験も豊富な同氏の知識と経験を活かした、本格的な瞑想体験プログラムとなっている。
伊藤東凌さんのコメント
私が瞑想指導で大切にしているのは、日常生活で身にまとった社会的役割や責任といった鎧を脱ぎ捨ててもらうことです。そのために、まずは呼吸や筋肉など体へ意識を向けて緊張をほぐし、心身を解放へと誘います。サウナは、そんな瞑想状態にダイレクトに入れる手軽かつ爽快な方法です。私自身サウナ愛好家で、お寺へのサウナ導入を検討したこともあり、今回サウナ瞑想が実現したことで長年の念願が叶いました。心と体両面への深いアプローチで、未体験の軽やかさを感じてください。
特徴(3) サウナ瞑想後の研ぎ澄まされた五感で味わう新しい飲食体験
サウナと瞑想による心身の変化をより深く体感してもらうため、専用の飲食メニューを用意。土鍋炊きの白米やおみそ汁、旬の野菜の天ぷらなど、シンプルな和食を中心としたメニューを通じて、サウナと瞑想で研ぎ澄まされた五感で本来の味わいを楽しむことができる。一口一口じっくりと味わうこと自体も瞑想となる、普段と違った食の体験をしてみよう。
【サウナ瞑想特別メニュー】
・庭の湯特製スムージー
・炊きたて土鍋ごはん
・練馬味噌の具だくさん味噌汁
・旬の天ぷら盛り合わせ
・銀鱈の西京漬け
・練馬産のお漬物
・甘味
最近幅広い世代から注目を集めている「サ活」と「瞑想」がコラボした画期的なイベント。日々の疲れを身体と心の両方から癒やしてくれる新しい体験を、都心のオアシスである「豊島園 庭の湯」で味わってみよう。
文=久米碧
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