イギリスで初めて絵本が誕⽣してから2025年で80周年を迎える
「きかんしゃトーマス」
。このアニバーサリーをお祝いして、2025年3月21日、新宿ピカデリーにて2025年3月28日(金)より公開される「映画 きかんしゃトーマス ぼくのたいせつなともだち」の
公開直前イベント
が開催され、きかんしゃトーマスと、お笑いコンビのバッテリィズ(エースさん、寺家さん)が登壇した。
最新作「映画 きかんしゃトーマス ぼくのたいせつなともだち」で描かれるのは、原作誕生当初から発信し続けてきた“友情とチームワーク”。どんなトラブルが起きても、トーマスと“きしゃトモ(友だち)”の仲間たちが、みんなでアイデアを出し合って困難を乗り越えていく感動の友情物語となっている。
今回のイベントでは、かつて草野球でバッテリーを組んだ友だちから漫才の相方となり、今では公私共に大切なパートナーとなったコンビ、バッテリィズが登場した。
ふたりの持つエピソードが本作の内容にぴったりということで、同イベントへの起用が決まったそうだが、これにエースさんは「ありがとうございます。僕らは芸人の野球チームで出会って、お笑いで出会ったわけじゃないですから。野球で出会っていますから」と説明。車体番号「1」のトーマスに対抗し、「僕の車体番号は11です」と、同日着用していた“トーマスTシャツ”のバックデザインを披露した。ちなみにこの番号は、実際に草野球チームで採用していた自身の背番号だそうだ。
そして、MCから「ほかにはどんな友だちがいるのか」と問われると、エースさんは「地元のお友だちとかもいれば、芸人の仲間、同期、後輩、先輩。先輩、後輩をお友だちと呼んでいいのかはあれですけど…。一番一緒にご飯に行ったりするのは山椒魚のフィジカル北岡ですね」と答え、寺家さんから「(今日イベントに来ている)子どもたちの前でフィジカル北岡は絶対わからへん」と、突っ込まれていた。
さらに「映画を観ておすすめのポイントは?」と問われると、「もちろんお子さんが観るものだとは思うんですけど、逆に大人が観たほうがいいと思える作品。“助け合う”とか“正直に言わなあかん”とか、やっぱ大人になって忘れていることを思い出させてくれるというか。それと、なにより速いというのがかっこいいですね。カナは赤星(憲広、元阪神)くらい速かった!」と、エースさん。寺家さんも「確かにトーマスも思ったより速かったですね」と同調しつつ、「(作中に)いくつかブロックがあって観やすい映画でした。いろいろなお友だちの物語にフォーカスして。大事なことも学べますしね。子どもに観せたい映画だと思いました」と、おすすめポイントをアピールしていた。
取材・文=平井あゆみ
撮影=奥西淳二
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