PEANUTS“ウッドストック”コラボグッズも!400点超の鳥標本が集結する話題の特別展「鳥」が名古屋市科学館で開幕

東京ウォーカー(全国版)

国立科学博物館(東京・上野公園)で初めて鳥類をテーマに開催され話題を呼んだ特別展「鳥~ゲノム解析が解き明かす新しい鳥類の系統~」が、名古屋市科学館にやってきた!「鳥」と聞くと身近な存在だが、その生態や進化には謎が多い。2025年3月15日から始まった本展では、近年のゲノム解析によって明らかになった新事実をもとに、鳥たちの多様な進化を紹介する。

名古屋市科学館で特別展「鳥~ゲノム解析が解き明かす新しい鳥類の系統~」が開催中


400点超の標本が大集結!一生分の鳥と出会える!?

会場には、400点を超える貴重な標本や初公開の生体復元モデルが大集結。これは多くのバードウォッチャーが一生をかけて観察する数を超えるとか。身近な鳥から珍しい鳥、絶滅してしまった鳥、思わず「かわいい!」と声をあげてしまうような鳥まで、世界中の鳥たちが一堂に会する。鳥マニアはもちろん、鳥にあまり詳しくない人でも、この空間に身を置くだけで、自然と鳥の世界に引き込まれていくはず。

エナガ(亜種シマエナガ)所蔵:国立科学博物館

オウギバト所蔵:国立科学博物館


ハヤブサはインコに近い?最新研究が明かす意外な鳥の関係性

本展の最大の特徴は、最新のゲノム解析(DNA研究)に基づいた新しい視点から鳥類を紹介していること。

オオハナインコ所蔵:国立科学博物館


「ハヤブサはタカよりもインコに近い仲間?」
「北半球と南半球の鳥は系統が違うのに、なぜそっくりに進化した?」

展示を進むと、教科書で習った分類とは違う、最新の系統関係が明らかになっていく。会場全体が鳥類の「目」ごとにレイアウトされており、鳥類学の最前線を、専門知識がなくても楽しく学べる工夫が随所に感じられる。

5つの特集と15の「鳥のひみつ」で鳥類の魅力を深掘り

本展では、5つのテーマ「絶滅」「翼」「猛禽」「ペンギン」「フウチョウ」について集中的に展示するコーナーも設けられている。なかでも、美しい羽根を持つフウチョウの9種もの標本が一度に見られる「フウチョウ」コーナーは必見。

フキナガシフウチョウ所蔵:国立科学博物館


また、15の「鳥のひみつ」コーナーでは、「サギ類の多様な採食方法」「カッコウの托卵で宿主は滅びないのか?」など、思わず誰かに話したくなるような鳥トピックも紹介されている。

日本初公開!史上最大級の飛ぶ鳥「ペラゴルニス・サンデルシ」

本展の目玉の一つが、史上最大級の飛ぶ鳥「ペラゴルニス・サンデルシ」の生体復元モデル。現在知られている飛ぶ鳥で最も大きな「ワタリアホウドリ」の2倍以上という圧倒的なサイズで、翼を広げると長さが7メートルにも達するそう。その姿を目の当たりにすれば、太古の地球を飛んでいた巨大な鳥の存在に、思わず息をのむはず。

ペラゴルニス・サンデルシ生体復元モデル所蔵:国立科学博物館


また、すでに日本では絶滅してしまった「キタタキ」や「トキ」、絶滅危惧種の「フィリピンワシ」「コウノトリ」のほか、2021年に新しく日本固有種と認められた「キジ」「ホントウアカヒゲ」「オリイヤマガラ」「オガサワラカワラヒワ」「リュウキュウサンショウクイ」をまとめて観察できるのも本展ならでは。

オガサワラカワラヒワ所蔵:国立科学博物館


名古屋展限定の展示コーナーも

名古屋展では、地元にまつわる鳥と人との関わりを紹介する限定コーナーも。「なごやの鳥」といえば、やはり名古屋コーチン。元尾張藩士・海部壮平・正秀兄弟が養鶏場を描いた「海部養鶏場百分之一図」など、名古屋コーチン誕生の歴史を伝える貴重な資料も展示される。展覧会の最後には、実際に野鳥に会いに行ける観察スポットも紹介されているので、展示で得た知識を活かして、実際のバードウォッチングに出かけるのもおすすめだ。

海部養鶏場百分之一図所蔵:小牧市教育委員会


SNSで人気のイラストレーター・ぬまがさワタリさんとコラボ!

「鳥のひみつ」コーナーと名古屋展限定展示の解説パネルは、動物の生態イラストで人気を博しているぬまがさワタリさんが担当。ぬまがささんは自身も「カワセミさま(敬称)のイラストから出発したクリエーター」と語るほどの鳥好き。その愛情たっぷりのイラストが、鳥たちの生態をよりわかりやすく、そして魅力的に伝えてくれる。

音声ガイドは鳥好き芸能人コンビが担当!

本展の音声ガイドは、芸能界きっての鳥好きコンビが担当。バードウォッチングが趣味の芸人・レイザーラモンRGさんと、鳥好きで専門誌「BIRDER」にも連載を持つタレントの高柳明音さんが、鳥の魅力を熱く語っている。鳥への愛があふれる2人の掛け合いは、きっと聞いているうちに鳥の世界にどっぷりと引き込まれること間違いなし。

ウッドストック×特別展「鳥」のコラボグッズにも注目

展示を楽しんだ後は、ミュージアムショップにも立ち寄ってみよう。イチ押しは、 スヌーピー の親友である黄色い鳥「ウッドストック」と本展のコラボレーショングッズ。七面鳥風の 「ウッドストックぬいぐるみ」(3520円) や、ウッドストックと仲間たちが散りばめられた 「大判ハンカチ」(1650円) 、スヌーピーとウッドストックがさまざまな鳥のモノマネをして遊ぶ姿が描かれた 「マスキングテープ」(550円) など、鳥好き&PEANUTSファンの心をくすぐるアイテムが展開されている。

ウッドストック × 特別展「鳥」のコラボグッズ

「ウッドストック(ターキー) ぬいぐるみ」(3520円)

「ウッドストック(ターキー) マスコットキーホルダー」(2640円)

「大判ハンカチ」(1650円)

「Tシャツ(キッズ130センチ)」(3520円)

「Tシャツ(アダルトS・Mサイズ)」(4180円) 

「アクリルキーホルダー」(880円)

「クリアファイル」(495円)

「クリアファイル」(495円)裏面

「ステッカー」(330円)

「スリムノート」(660円)

内側にはウッドストックのイラスト入り

「トートバッグ」(2750円)

「フラットポーチ」(1760円)

「フラットポーチ」(1760円)裏面

「マスキングテープ」(550円)

「巾着」(1430円)

「エコバッグ」(1760円)

エコバッグは畳んでコンパクトに持ち歩ける

裏面にはウッドストックのイラスト入り

「ミニタオル」(1100円)


また、特別展オリジナルグッズとして、羽が可動式の 「ペラゴルニス・サンデルシ ぬいぐるみ」(2750円) や、シマエナガの 「ポストカード」(330円) なども販売されているのでお見逃しなく。(※人気商品につき売り切れの場合があります)

会期は2025年6月15日(日)まで。パートナーやお友達を誘って行くのもいいかも。鳥好きの人はもちろん、これまで鳥にあまり興味がなかった人も、この機会にぜひ足を運んでみて。

特別展「鳥~ゲノム解析が解き明かす新しい鳥類の系統~」概要
会期:開催中~2025年6月15日(日)
休館日:毎週月曜日、第3金曜日、2025年5月7日(水) ※2025年5月5日(祝)は開館
開館時間:9時30分~17時(入場は16時30分まで)
会場:名古屋市科学館(〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄2-17-1 芸術と科学の杜・白川公園内)
【チケット】
当日券:一般1800円、高大生1000円、小中生500円
その他:ナイトミュージアムチケットなど企画チケットあり
チケット購入:Boo-Wooチケット、ローソンチケット、チケットぴあ、セブンチケット、イープラス、ミュージアムチケット、電子チケット「アソビュー!」、中日新聞販売店

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