未来の結婚相手が亡くなった!?「霊になってあなたの後ろに…」!?死神から“一生独身”と宣告された女の話【作者に聞く】

東京ウォーカー(全国版)

亡くなってしまった運命の相手がすぐ後ろに…!?さとう海松(@kuronek11565753)

この話の主人公は芹澤まこと・33歳。独身街道まっしぐらに進んでいる女性である。ある日彼女の目の前に、“死神”を名乗るオジサンが現れた。そして宣告するのだった…「さきほどあなたの旦那さんが亡くなりました」と――。

【漫画】結婚する予定だった男が死んでしまった女の話『婚活行進曲』を読む

突然部屋に死神を名乗るオジサンが現れて…さとう海松(@kuronek11565753)

「そんな…あの人が…」と、とりあえずノリで言ってみたものの、彼氏もいないまことに思い当たる人はいなかった。よくよく話を聞いてみると「未来に夫になる予定だった人が亡くなった」のだと判明。まだ出会ってもいない人だったのでピンとこなかったのだが、死神から「このままいくと、あなた一生独身です」と言われ、呆然。本来結婚するはずの相手が、うっかり死んでしまったと聞き、まことはブチ切れるのだった!

とりあえず流れに乗ってみたものの、「あの人」なんていなかったさとう海松(@kuronek11565753)


本作の作者は2024年9月より主要漫画アプリで『ぼくのご主人は毒をたべる』を連載中のさとう海松(@kuronek11565753)さんである。『ぼくのご主人は毒をたべる』は黒猫のクロさんと飼い主のかわいくて甘い生活を描いた作品で、猫飼いさんや猫好きに好評だ。さとう海松さんに『婚活行進曲』について話を聞いてみた。

運命の相手がうっかり亡くなってしまったばかりに、まことの運命も変わってしまった!さとう海松(@kuronek11565753)


――このストーリーを思いついたきっかけについて教えてください。

こちらは、なんとなく恋愛コメディもので、漫才のような掛け合いをするようなものを描きたいなぁと思って考えました。元々コントが好きで、こういうコントっぽい設定で会話の掛け合いを描いてみたいなと思って。

――ただの恋愛コメディではなく、未来で結婚するはずの相手に不測の事態が起きて独身決定…という設定が奇想天外ですね。

はい。普通の恋愛コメディ設定よりはちょっとファンタジックな要素も欲しくて…!それで「もし運命の相手が何らかの不慮の事故に遭ってこの世からいなくなってしまっていたらどうなるのか…」「しかもその人が幽霊になって現れて、独身決定となってしまった自分の恋愛の指南役になったらおもしろそうだな」と思って描きました。

――読者からも「続きが読みたい」という声が届いておりましたが、続編のご予定は?

続編は特に予定してないです!でも一応自分のぼんやりとした設定の中では、2人で婚活に励む一方、未来で結婚するはずだった男性の死の真相なんかも徐々に明らかになっていく…(実は事故ではなく犯人がいる事件だった…)みたいなちょっとミステリー要素の設定もあるイメージでした。もし時間ができたら続きを考えるのも楽しそうですね…!

お!コイツ、失礼なことを言い出したぞ?さとう海松(@kuronek11565753)

本作では、うっかり死んでしまった“元旦那(!?)”の霊が登場し、3人で今後について話し合う。その最中、元旦那は「俺ホントにこの人と結婚する予定だったんですか…?」「なんというか…チョイスが意外っていうか…」と失礼極まりない発言をする。初顔合わせとは思えないほど息ピッタリな夫婦(元夫婦!?)ゲンカも見どころなので、お楽しみあれ!

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取材協力:さとう海松(@kuronek11565753)

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