隣の席の先輩が「マッチングアプリやってる?」と聞いてきた。そろそろ彼氏が欲しくなったらしい。それを聞き、クール系美女のデキる後輩はプロフィール欄をチェックしてあげることに!戸惑う先輩に「こういうのは客観性が必要なんです。企画書は人に見てもらえって言うでしょ」と説き、先輩からスマホを受け取るとチェックスタート。その後、後輩によるダメ出しの嵐が降り注ぐのだった。
「全体的に普通すぎです」「こういうのはインパクトが大事なんですよ」と先輩を諭し、プロフィール欄をどんどん書き換えさせていく後輩。みるみるうちに、趣味は“切ったツメ集め”、特技は“霊視”、好きな食べ物は“タバコ”…とされ、とんでもない人物像ができあがっていく。このアドバイス、本当に大丈夫なのだろうか?後輩はなぜこんなアドバイスをしているのだろうか?
本作『先輩ちゃんと後輩ちゃん』の作者であるさとう海松(@kuronek11565753)さんに話を聞いてみた。
――アドバイスに従ってマッチングアプリのプロフィール欄を埋めていくと、どんどん違う人物像になっていきましたね。さとう海松さんご自身、こういう経験はありますか?
マッチングアプリを使用した経験はあります!でも自分は無難に当たり障りのないプロフィール内容にしますが、なかには癖の強い自己紹介文の人もいますね。実際に会ってみると「全然イメージと違う!」とまではいきませんが、「ちょっと写真と違うかな〜」くらいはやっぱりありますよね(笑)。
――後輩が自己紹介文に入れさせた「よく服にご飯つぶがついてます」の一文に吹き出しました。いや、そんな大人いないですよね!?どこからその一文が思いつきましたか?
これは私自身が服にご飯つぶがついてたことがわりとあったので…(笑)。子どものころは身だしなみに無頓着なほうだったので、むしろ友達から指摘されることが多かった気がします(笑)。いつどこで、なぜついたのかはわかんないですが子どものころはよくありました!食べ方に問題があったんですかね…?もちろん今はもうつけてませんよ!
作者のさとう海松さんは、2024年9月より主要漫画アプリで『ぼくのご主人は毒を食べる』も好評連載中だ。黒猫のクロさんと飼い主のかわいくて甘い生活を描いた作品で、猫飼いさんや猫好きにはおすすめ!作中には甘いスイーツも登場するので、スイーツ好きもご覧あれ!
取材協力:さとう海松(@kuronek11565753)
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