2010年3月29日(月)にスタートするNHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」の記者会見が2月8日に行われ、松下奈緒さん、向井理さんが登場した。
同ドラマは、「ゲゲゲの鬼太郎」で知られる漫画家・水木しげるさんの妻・武良布美枝さんの自伝「ゲゲゲの女房」を原案に、好きなことに命懸けで打ち込む夫を支え、おおらかに、そして朗らかに生きていくヒロインとその家族を描く。日本を代表する人気漫画家役に臨んだ向井さんは、実際に水木プロダクションを訪れ、漫画を描くGペンの練習を行ったそう。
主演の松下さんは、作品について「シンプルに、人間にとって大切なモノって何だろう、と考えさせられる作品ですね」とニッコリ。昨年から続く撮影で、共演者ともすっかり打ち解けたようで「毎日楽しく撮影させていただいています」と話していた。
また、会見当日に25歳を迎えた松下さん、前日の2月7日に28歳になった向井さんへ、バースデーケーキがプレゼントされるサプライズも。手で口を押さえて大きく驚く松下さんに対し、向井さんは静かにほほ笑んで頭を下げるなど、正反対のリアクションが見られた。
そんな二人にお互いの印象を聞くと、松下さんは「向井さんは、初対面は寡黙な方、というイメージでしたね。撮影が始まって、どこか話しかけづらい雰囲気がありつつも(笑)、意外とよく話すし、よく笑う方でした」とコメント。
対して向井さんは「松下さんは、最初はマジメでカタい方。でもそのうち、気を許してくれたのか、気を抜いたのか、すごく天然ボケの面が見えてきましたね。たまに狙っているのかな、と思うときもありますが…」と、松下さんが“計算の天然ボケ”であることを暴露。特に否定もせず、ニコニコと見ていた松下さんだったが、向井さんが続けて「おかしな方だと思います。あ、いい意味でね(笑)」と話すと、さすがに「え〜!」と抗議(!?)していた。
終始、ほのぼのとした暖かい空気の中で行われた記者会見。同ドラマは、今まで8時15分〜だった枠が変更になり、8時スタートとなる。松下さんは「時間帯が変更になって第1回の朝ドラに出られるなんて光栄。頑張りたい」と、引き締まった表情で締めくくった。【東京ウォーカー】