大阪城本丸広場の歴史的建造物「旧第四師団司令部庁舎」(もと大阪市立博物館)が、複合施設「MIRAIZA OSAKA-JO」へとリニューアルし、10月19日に開業した。
「MIRAIZA OSAKA-JO」は、もともと1931年に市民の寄付により、大阪城天守閣の再建と大阪城公園の新設と併せて建設された、築86年の洋館を改修した施設。この洋館は、建築直後から終戦まで「旧第四師団司令部庁舎」として使用され、戦後は大阪府警本部や大阪市立博物館として利用された。
大阪城に海外からの旅行客をはじめとした、観光客が増加している中、大阪の歴史と文化を提供する複合施設として装いも新たに誕生した「MIRAIZA OSAKA-JO」。
現在4つのフロアで構成されており、1階は大阪ならではのオリジナルグッズが多数そろう土産店「大阪城 本陣」や、コーヒーショップの「タリーズコーヒー」、海外からの観光客に人気の忍者グッズ・戦国グッズをそろえる「忍屋」、アツアツのたこ焼きが味わえる「THE KONAMON BAR RIKYU」などのショップが営業中。
2階、3階、屋上の3フロアには、“世界が共感するクールジャパンで国際都市のランドマークに”がコンセプトの施設、「THE LANDMARK SQUARE OSAKA」が登場。
2階は、イタリアンをベースにアジア、エスニック料理の素材やテイストを取り入れたメニューが味わえる、ダイニングレストラン「crossfield with TERRACE LOUNGE」。
3階では、大阪をはじめ関西の地元食材を使用したフレンチベースの創作料理を提供する、「Restaurant RAPSBERRY with MOON BAR」が展開中。
さらに、天守閣や大阪城公園を一望できる屋上のテラスダイニング「BLUE BIRDS ROOF TOP TERRACE」では、春から秋にかけてBBQ&ブッフェが楽しめるなど、一年を通して、様々な食と文化を味わうことができる。
天守閣を目の前に、絶品料理を味わったり、思い出作りができる「MIRAIZA OSAKA-JO」。由緒ある建物の中で、大阪の歴史と未来を感じよう。【関西ウォーカー編集部/スズキヒロシ】
スズキヒロシ