「…やっとわかった」犯人に気づいたのは主人公ではなく…?怒濤の展開が待つ!!「愛」が裏テーマの長編ミステリー【作者に取材】

東京ウォーカー(全国版)

本作は犯人を予想するミステリー漫画でありながら、裏テーマで「愛」を描いた作品でもある。失踪した娘を想う母の愛、破綻しかけているように見えてしっかりとつながっていた夫婦の愛、過去に真剣に愛した記憶の中の愛、長年紡がれてきた女友達との愛…。淡々と時間が過ぎゆく日常の中で、人はどれだけの愛に包まれて生きているのだろう?その愛にどれだけ気づけているのだろう?

【ミステリー漫画】「犯人を予想する漫画『仮門』」を第1話から読む

生きている中で人はどれだけの愛と出合い、愛に気づき、大切にできているだろうか?鳩ヶ森(@hatogamori)

話題のミステリー漫画『仮門』は、本日2025年6月26日に第12話がアップされた。前話で妻をかばい首を刺された夫だったが奇跡的に命に別状はなく、夫婦間の亀裂も修復されたかのように見える。これまでの緊迫した空気から開放されて、ようやく一息つける回のように思えたが、この回でも最後に気になる展開が待っていた!「…やっとわかった」、こうつぶやいたのは10年前に行方不明になった七海の幼なじみ・砂羽である。現在中学生の彼女は何に気づいたというのか?砂羽は七海がタイムカプセルに入れていた絵に書きこまれていた「しゃで」という文字の謎に気づいたようだが…?

「しゃで」とは…?鳩ヶ森(@hatogamori)


10年前に失踪した4歳の娘の行方を追う本作。作者は「第2回 朝日ホラーコミック大賞」で大賞の受賞歴を持つ鳩ヶ森(@hatogamori)さんである。鳩ヶ森さんに話を伺った。

――本作は長編ミステリーですが、結末は連載スタート時点にはすでに決まっていたのでしょうか?

はい。連載スタート前の時点で、すでに結末まで構想は完成させていました。読者のみなさんに、じっくりと予想していただければと思います!

――もうすぐ真相編に突入するという噂を聞きましたが…?

はい。もうすぐです。真相やラストはすでに決まっていたのですが、序盤で細かい伏線をちょこちょこ撒いてしまったので、その回収をするために長くなりました。

――読者へひと言メッセージをお願いします!

物語が真相編に移行する前に、ぜひ犯人を推理してみてくださいね!

もう一度、ここまでを読み返し、砂羽が何に気づいたのか考えてみよう鳩ヶ森(@hatogamori)

読者からは「すごい!何回でも読み返しちゃう」「ストーリーがしっかりしているので続きが楽しみです」「登場人物の表情が豊かで、心がえぐられます」という感想が届いている。また、読者も毎回最新話がアップされる度に犯人を予想しながら読み進めてくれているようで、「動機が一番想像しやすい○○さんが怪しかったけど…」「○○のことも一瞬疑ったけど今回の話を見たら違う気がするし…」「10年以上ぶりの再会なのに主人公の身辺のことを知っていたふうな○○さんが気になりました」など考察を繰り広げている。読者が考察を楽しめるように作られた作品なので作者にとっても冥利に尽きるところだろう。もうすぐ真相編に突入するということなので、まだ読んでいない人も今から一気読みして犯人を考察してみて!

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取材協力:鳩ヶ森(@hatogamori)

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