北海道の大地を感じるネイチャーワンダーリゾート「星野リゾート トマム」(北海道勇払郡)で、2025年も雲海の季節がやってくる。2005年の開業から20周年を迎える人気スポット「雲海テラス」が、2025年5月8日(木)に営業開始する。雲の上に立つような神秘的な体験ができるこの場所は、SNS映えはもちろん、心まで晴れ渡る絶景スポットとして170万人以上が訪れてきた。初日にオープニングセレモニーを実施するほか、2025年は展望デッキに位置する屋内カフェにて新スイーツが登場!ここでは「雲海テラス」の見どころを、たっぷりと紹介しよう。
「雲海テラス」ってどんな場所?
「雲海テラス」は標高1088メートルのトマム山に位置する展望施設で、条件がそろった日には、まるで空から大地を見下ろすような壮大な雲海を楽しめる特別な場所。山頂までは片道約13分の雲海ゴンドラでアクセスでき、「リゾナーレトマム」や「トマム ザ・タワー」に滞在していれば無料で利用できる(日帰り客は大人1900円、小学生1200円)。
実はこの雲海テラス、もともとはゴンドラの整備スタッフだけが見ていた秘密の絶景だったという。「この感動をもっと多くの人に」という思いから2005年にオープンし、北海道の朝の絶景スポットとして人気急上昇。2021年には3階建てのメインデッキがリニューアルされ、より広々とした空間からパノラマビューを楽しめるようになった。
また、雲海テラスでの9つの過ごし方を提案する「Cloud9計画」が進行中。現在は山全体に設置された6つのユニークな展望スポットを巡りながら、それぞれ異なる角度から雲海を眺めることができる。そして、7つ目の施設となる「Cloud Round(クラウドラウンド)」が今夏誕生する。ぐるっと湾曲したミラーフレームに色とりどりのロープと半透明のベンチがぶら下がっていて、座れば空中に浮かんでいるかのような気分に!どの展望スポットよりも高い位置にあるので、さまざまな角度から雲の流れを見ることができる。
雲海以外も楽しめる!雲にまつわるバラエティ豊かなコンテンツ
雲海テラスには雲海以外にも楽しめるコンテンツがたくさん。全天候型の「雲Cafe」では、もくもくとした雲をモチーフにした「雲ソフト」や「雲海ソーダ」など、かわいいスイーツやドリンクが楽しめる。また「雲海ガイド」では、雲海発生のメカニズムや当日の見通しについて、スタッフがわかりやすく解説してくれるので、自然の神秘をより深く知ることができる。
思い出を残したい人は「雲の郵便屋さん」へ。さまざまな種類の雲海写真がプリントされたポストカードを購入し、デッキにある「雲海ポスト」から切手なしで世界中どこへでも送れるサービスは、旅のすてきな記念になりそう。
体を動かしたい人は「トマム山登山」にチャレンジしてみて。雲海テラスからさらに標高差約150メートル(片道約40分)の軽登山で、トマム山頂(1239メートル)に到着。360度パノラマが広がる山頂では、ほかの展望スポットとは違った景色を楽しめる。
オープニングセレモニーで最高の朝を
2025年5月8日(木)のオープン初日には、「雲海テラスオープニングセレモニー2025」が開催される。朝6時からの約15分間、参加者全員で雲に見立てたシャボン玉を青空に放つ「クラウドリリース」や、シャンパンでの乾杯などを実施する。参加費は無料(日帰り利用の場合はゴンドラ乗車料金は別途必要)なので、早起きをして参加してみよう。
「多くの人々が雲海に出合えますように」という願いを込めたセレモニーは、雲海テラスの伝統行事。写真映えするすてきなシーンになるはずなので、カメラの準備も忘れずに。
今年の注目は「雲ケーキ」!北海道の恵みが詰まった至福のスイーツ
今年のオープンで特に注目したいのが、展望デッキの屋内カフェ「雲Cafe」に新登場する
「雲ケーキ」(1000円)
。北海道の希少なベリー・ハスカップを使ったさわやかなソースと、トマムエリア内で育てられた牛からとれた特別な牛乳を使用したクリームで、ふわふわの雲をイメージした一品。朝の冷たい空気の中で楽しむ一杯のコーヒーとともに味わいたい。数量限定なので、見かけたらぜひオーダーしてみて。
カフェのオープン初日には、来場者限定でオリジナル雲マドレーヌのプレゼントもあるのでお楽しみに!
星野リゾート トマムで過ごす贅沢な滞在
「雲海テラス」がある星野リゾート トマムは、北海道のほぼ中心に位置する滞在型リゾート。「ザ・タワー」と「リゾナーレトマム」の2つのホテルを中心に、四季折々の北海道を体感できるアクティビティが充実している。特に「リゾナーレトマム」は針葉樹の森に抱かれた高台に位置し、全室100平方メートルを超えるスイートルームには、展望ジェットバスとプライベートサウナを完備。朝は雲海テラスで神秘的な雲海を楽しみ、昼間は広大な自然の中でアクティビティを満喫し、夜は贅沢な空間でリラックス…そんな極上の旅を実現してくれる。
新千歳空港から車で約100分、JRで約90分(乗り換えあり、トマム駅より無料送迎バスあり・予約不要)とアクセスも良好。旅のプランを立てるなら、早朝の雲海鑑賞と、その後のゆったりとした滞在を組み合わせた1泊2日以上がおすすめ。忙しい毎日を忘れて、友達や恋人、家族と一緒に雲の上の贅沢な時間を過ごしてみてはいかが?
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