2025年2月にX(旧Twitter)にて「ウユニ塩湖で遭難した話」が公開されて注目を集めている。大晦日にボリビアにあるウユニ塩湖のツアーに参加したが、当日車がスタックしてスマホも繋がらず遭難してしまうエピソードだ。著者のまえだなをこ(
@nawokoma
)さんに本作を描いた理由や裏話などについてインタビューした。
――本作はどのように誕生しましたか?
本作は友人からウユニの体験談を聞き、危ないしつらそうだったので、ほかの人が行くときに同じ轍を踏まないようにしてほしいなという思いで描きました。
――本作を描くうえで、工夫された点などがあればお聞かせください。
私以外の人からも怖い話を集めればよりバラエティに富んだ怖い話が集まるのではないかと思い、SNSで募集したことが工夫した点です。SNSと無料漫画で公開だったので、じっくり読むというよりは感覚的に見てわかりやすいようにしました。
――極寒の中での車中泊は大変だったでしょうね。まえださん自身、旅行先での思わぬ体験談などがあればお聞かせください。
帰国直前にタイのバンコクでレディボーイにパスポートと現金以外の全荷物を盗まれ、手にタイ限定のラーブ味のプリッツだけで帰ってきて入国審査で「それだけ?」と怪しまれたことです。家に着くまでが旅行です!それまでたおやかだったレディボーイが盗んで逃げるときだけは、漢走りだったことを思い出します。
――車のスタックはどのように解決されたと思われますか?
お正月が過ぎたら回収車が来るのではないでしょうか?今はスマホの通信情報や車のメンテナンスも向上していることを期待します!
――これからウユニ塩湖へ旅行される方々にメッセージをお願いします。
車の状態、酒を飲み過ぎないドライバーかどうかでしょうか。私自身のウユニ越えは高山病がひどくて景色を見るどころじゃなかったので、ダイアモックス(高山病予防薬・日本の病院で処方可能)があったらよかったなと思いました。
海外旅行では予期せぬトラブルなどが起きることもあるかもしれない。2024年4月には「おいしい台湾ひとり旅」が発売され、一人旅がお好きな人にはおすすめの書籍だ。これから海外旅行に行く人や海外に興味があれば、この機会にぜひ読んでほしい!
取材協力:まえだなをこ(@nawokoma)
※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。