キュリオスプリング株式会社は、扇風機能付きうちわ「ポップシェード」を発表。2025年7月18日(金)まで、クラウドファンディングのMakuakeにて先行予約販売を行っている。
商品の特徴などを担当者に聞いた。
ーー今回の商品に関して、意図や狙い、目的、ターゲットは?
当製品は、特に日傘を差すことに気恥ずかしさを感じている男性をターゲットに設定しました。私自身も昨今の夏の酷暑では耐えきれずに日傘を使用しているのですが、やはりまだ男子が日傘を差すことがそこまで一般化していないため、人前では少し勇気が必要です。
当製品は見た目はうちわなので、うちわを使用している延長線上で日差しをさりげなく防げるという格好になります。そのため、他人からは“うちわで日差しを遮っている”ように映ります。それが使用者の心理的な負担を軽減する、という狙いです。
女性においては、人込みでも日傘を使用したいという場面があると思いますが、人に当たるなどして畳まなくていけないときがあります。そこで、日傘の代用または補助用にコンパクトで人込みでも使える製品を目指しました。
ーー今回の商品について、イチオシ、目玉となるものは?
一番の目玉は、東レが開発したUVカット性、遮光性、遮熱性に優れた「サマーシールド」生地を採用した点です。生地裏面は黒色のポリウレタンフィルムがラミネートされているので、地面などからの照り返し(反射光)もしっかりと吸収します。
また、ばね屋の技術を活かしたばねのフレームを採用していることで、展開はワンタッチで、使用時もへたりにくく丈夫で、畳むと約3分の1の大きさに縮小し便利に収納できる点もイチオシです。
ーー商品のアイデアはどのようにして生まれた?また、実現に向けて苦労した点は?
開発のきっかけは、担当者が2年前の8月に静岡へ旅行に行った際の経験がもとになっています。40度に迫るうだるような暑さで参ってしまい、日傘がなかったので手持ちのタオルでほっかむりをしました。これがとても効果的で、頭や首元だけでも日差しを遮ることの重要性を発見。これがコンセプトとなりました。
開発当初は持ち手を傘のように伸縮できるように長くしていたのですが、どうしても角度を変える接続部の構造に無理が出てしまい実現できず。結局は素直にうちわ本来の形状に戻ることにしました。それが返って自然な使用感を生み出す結果となり、壁を越えることができました。
ーーユーザーへのメッセージは?
地球温暖化は切実な事実となって年々夏が酷暑となり、また期間も長くなってきています。男子は今までは痩せ我慢できたレベルですが、もう熱中症を防ぐためには日傘の使用もためらっている場合ではありません。しかし、まだ日傘を使うのがどうしても気恥ずかしい、開閉が面倒と感じる方は、ぜひ当製品ポップシェードをお試しください。必ず普段より涼しい夏をお過ごしいただけると思います。
ばね屋の技術を活かして、夏の悩みを解決
ポップシェードは、“うちわが日傘の機能を持っていたら便利なのでは?”、“日傘を差すまでではないけど、頭や首元だけでも日差しを遮りたいときがあったり、人がいたりするのでは?”という問いから生まれた、新発想の商品。
<特徴>
・日傘がちょっと恥ずかしい男子にもおすすめ。そのままうちわにとしても使えるため、スポーツ観戦やフェスなどでも大活躍
・東レ・サマーシールドを採用。UVカット・遮光率99%、遮熱マイナス4度で暑さと紫外線から守る
・「Sサイズ」は納豆1パック50グラムより軽く、「Lサイズ」でも納豆2パック100グラムより軽い極軽量を実現。高品質焼入リボン鋼ばね採用で、折り畳み状態からポップアップ