2020年東京駅にオープンした「じゃがボルダ」は、「Calbee+」と「東京ばな奈」がコラボレーションした進化系ポテトチップス専門店。東京駅にしかない店舗ということもあり、東京土産としても人気だった。それがよりパワーアップするために2025年4月22日にリニューアルオープンした。
独自製法の厚切りポテトチップス
「じゃがボルダ」と言えば、厚切りのポテトチップスが看板商品。厚切りポテトチップスに凝集したおいしさのしずくをふきかけることで、外はパリッと、中はサクサクの食感に仕上げている。しかも、KGT、つまり、K:粉、G:が、T:手につきにくい、のが特徴。
今回のリニューアルで登場したのが、「炙りおさつチップス」。これまでジャガイモのポテトチップスだけだったが、サツマイモのチップスが仲間入りした。
「炙りおさつチップス」の原料となっているのが蔵で熟成させることで甘味が増した「紅天使」という品種のサツマイモ。これは濃厚な甘さが特徴の「カルビーかいつかスイートポテト株式会社」のオリジナルブランド。これを厚切りにすることで濃厚な甘味が味わえる。しかも、味付けは和食の名店「広尾 小野木(おのぎ)」が監修。「発酵バター味」と「クリームブリュレ風味」の2種がそろう。
さらに独自の「おさつチップスATU製法」で、味に深みをプラス。ちなみにATUはA:炙る、T:と、U:うまい、という意味。噛むほどに濃厚な味わいが口いっぱいに広がる、贅沢なチップス。「熟成芋の発酵バター味」は、サツマイモの甘さと発酵バターのまろやかなコクの組み合わせで、次々と手が伸びてしまうクセになる味。
「熟成芋のクリームブリュレ風味」は、パリッと香ばしいブリュレ仕立てのチップスで、キャラメリゼを表現した濃厚な甘さはスイーツのような味わい。「じゃがボルダチップス」と交互に食べると、甘いしょっぱいの無限ループにハマるはず。
「じゃがボルダチップス」に新フレーバー登場
「じゃがボルダチップス」は、定番の「黄金コンソメ」をはじめ、「鰹と昆布のうまみだし味」、「貝だしとあおさ味」、「牛だしとわさび味」(各1047円)の4種。こちらも「広尾 小野木」が味付けを監修。ポテトチップスに合う素材本来の旨味を追求した、進化系ポテトチップスに仕上がっている。
そこに新作の「帆立の炭火焼きバター醤油味」(1134円)が期間限定フレーバーとして加わり、バリエーション豊かなラインナップ。1種だけでも、いくつか組み合わせてもジャガイモやサツマイモのおいしさを堪能できる。
パッケージのデザインもリニューアルされ、高級感のある装いになったことで、より手土産やギフトとしても重宝しそうだ。
イタリアンおやき「ポティジェッラ」が新登場
さらに今回、店舗内に厨房を設置し、ブランド史上初の店内厨房ベイク商品「ポティジェッラ」(3個入り1393円)が登場。“イタリアのおやき”「ティジェッラ」から発想を得た新感覚のセイボリーおやつで、もっちりした生地の中になめらかなマッシュポテトと北海道産生乳100パーセントのモッツァレラチーズ入り。
こちらは、東京・麹町のイタリア政府公認レストラン「エリオ・ロカンダ・イタリアーナ」が味を監修。玉ネギやゴーダチーズ、生クリーム、バターを合わせたマッシュポテトとイタリアの職人が作ったモッツァレラチーズの組み合わせが楽しめる。
店内厨房で仕上げ焼きをし、1日2回、11時~と17時~の販売。販売時間であればホカホカの状態で食べられる。テイクアウトの場合は自宅で電子レンジやトースターを使ってリベイクすることでおいしく食べられる。今までなかった新しい“イタリアのおやき”「ポティジェッラ」はぜひ味わいたい一品。
オンラインショップはあるものの、「じゃがボルダ」があるのはJR東京駅1階改札内 グランスタ東京のみ。ほかでは手に入らないという点でも手土産や東京土産におすすめ。「じゃがボルダチップス」と「炙りおさつチップス」を組み合わせれば、甘いもの好きの人にもしょっぱい系好きの人にも喜ばれそう。もちろん自分用のご褒美おやつとしても楽しめる。東京駅に来たらぜひ足を運んでみよう。
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